おはようございます
メチャメチャ寒いです
週明けから急激に冷え込んできましたね
コロナだけでなく、インフルエンザや風邪など
気をつけてお過ごし下さい！
冷えたタイヤのスリップにもご注意を
さて
少し以前の報告になるのですが
私のブログを見て修理入庫くださったシグナスＸのご紹介をさせていただきます。
症状としては、暖機が完了するまでのアイドリング不調。
以前にこちらで記事にした症状とピッタリ合致してました。
記憶を辿ってみると…
最初はISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)の汚れだと思い、ノズルを洗浄して組み付け→ECUのリセットして一旦は改善したかに思えたのですが…
再び再発
結局、原因は他にあって
バルブクリアランスの狂いからの圧縮漏れによるエンスト症状！
という結論に至ったのを覚えてます。
(自分の記事でも確認しました^^;)
…という経験をいかせて
今回は最短の近道を通ります❗
一応、簡単にできるISCVのリセットだけやってみて症状が変わらなかったのを前日に確認済。
インテーク側のタペットカバーを外して2バルブそれぞれのクリアランスを計測します。
規定値はIN 0.1～0.14、EX 0.16～0.2(だったかな？？たしかっ💦)
例によってインテーク側はほぼ規定値ど真ん中！
だいたい狂ってるのはエキゾースト側です。
そして、エキゾースト側は作業がやりにくいです💦
調整には
皆さんご存知、こういう便利な工具を使って
こんな風に組み合わせて行います
結論を言いますと…
やはりというか、エキゾースト側のクリアランスが全然足りてなくてバルブがしっかりと閉じてなかったというのがアイドリング不調の原因でした。
計測した際にクリアランスが極端に狭いとホッとします^^;
はっきりと原因が見えた瞬間ですからね！
基準値真ん中より少し広い目の0.19㎜で合わせておきました
バッチリアイドリングに切れが出て
修理完了です
そしておまけの作業
ついでに依頼されたマフラー交換。
武川製のノーマル形状リプレイスマフラーです。
見た目も大人しいノーマル風
音量もノーマルちょい…くらいです。
カバーをカーボン調のものに交換を依頼されました。
意外と…武川にしては珍しく、そのまま説明書通りに装着するとマフラーステーとスイングアームが干渉しましたので💦
間にちょっとしたスぺーサーを入れて
装着しました
何とかクリアランス確保
バルブもマフラーもクリアランスは必要
完成
すでに納車済ではありますが
H様
ご依頼ありがとうございました❗
またのご入庫をお待ちしています(^^)