子供たちはみんな優しい先生が大好きです。
ピアノを習うについてはやはり先生の影響も大きいので、優しい先生に習えば「私も先生みたいになりたいな」と思ってレッスンが楽しみになるでしょう。
でも、私自身の指導経験が浅かった頃は、今思うとただ自分の知識を子供に押し付けていただけのレッスンでした。
レッスンの回数を重ねるようになってからは、知識をただ押し付けるのではなく、子供に寄り添ってその子の出来ること、長所を最大限に伸ばすことに重点をおくようにしました。
楽譜が読めない子に、音符カードを読むことを徹底してやるのは決して無駄ではないですが、30分という短い時間の中で、その子にとってピアノレッスンが将来いい思い出になるようなレッスンをしてあげた方がずっと良いと思います。
お家で練習が出来なくても、中々指が動かなくても、楽譜が読めなくても、ピアノを習っていて良かったと思えるレッスンをするのが、これからのピアノの先生には必要ではないでしょうか。
ピアノを習って良かった❗️と思えるように、その子に合わせた教材、そして指導法を多くの先生たちと一緒に学んでいけるサークルを作れたらどんなにいいだろうと以前からずーっと考えていました。
「ピアノ ティーチャーズ ラボ」はこんな私の思いに共感してくださる先生方に参加していただきたいと切望します。