年齢はただの数字。遅すぎることはありません。
大半の人が楽器に触れた事もない、当然弾いたこともないし、もちろん楽譜も読めません。
そういう方がピアノレッスンを受ける場合、従来はセオリーに従い講師は「ドレドレ」のような単純な練習曲から始めます。
はじめのうちは指も動かないので、指の訓練のためにも「ドレドレ~」から始めるのはいいのですが、何か月たっても同じ調子でいつになったら曲が弾けるでしょうか。
レッスンを受ける側はつまらない練習曲がずっと続くことによってピアノレッスンだけでなくピアノ自体が嫌いになる恐れがあります。これは当然です。
「大好きなこの曲が早く弾けるようになりたい!」弾きたい曲が弾けることが、ピアノ練習のモチベーションを高めてくれるのに効果的だということです。
プロのピアニストを目指したり、高度テクニックを磨くのであれば、幼少の頃より何十年と練習を積み重ねなければなりません。
でも「好きな曲を弾きたい」という目標であれば、誰かと競うことも、誰かの期待に応える必要もありません。要は貴方の意志だけです。
「好きな曲が弾けるようになるように練習する」こんなピアノの練習はあなたにとって楽しい時間になるはずです。
楽器を習うのに年齢制限はありません。
何歳になっても新しいことを学ぶことは出来ます。自分の想い一つです。