キバナアキギリに食痕が見られたので、
犯人を探そうと周辺に目を走らせました。
丁寧に探したつもりだったのですが、
犯人は見つけられませんでした。
しかし、近くで無傷の葉にとまっている、
体長が6ミリメートルほどのハムシを見かけました。
黄橙色の胸部に2対の黒い斑紋が見られることにくわえ、
黒い鞘翅のへりが黄橙色をしていることから、
キベリクビボソハムシのようです。
彼らはヤマノイモを食草にしているのですが、
林内を飛び回る途中で小休止していたのでしょう。
キバナアキギリの葉をかじっていた犯人は、
すでに蛹化してしまったのでしょうか。
それとも昼間は身を隠しているのでしょうか。
犯人像が気になります。