ブタナの花序に頭部を突っこんでいるイモムシを見かけました。
すぐ横の花でも見られました。
花弁の先端には食痕が見られます。
蕾の段階から花をかじっていたのでしょう。
幼虫の体には、黒色で小さなボタン状突起(小瘤起)が見られます。
オオタバコガの幼虫のようです。
以前にイヌホオズキで見かけたことがあるのですが、名前から
ナス科を食草にしているものと思い込んでしまっていました。
しかし、イネ科やキク科なども含め食草は広範囲に及んでいるようです。
オオタバコガ幼虫は広食性で蕾や果実に潜り込む習性があります。
農業分野では、重要害虫として警戒されているそうです。