お祓いをしてくれるのは本殿ではなく神楽殿という建物。
30分ぐらいで終わって、お札をもらって出てきた。
お札と一緒に明治神宮の冊子が入っていた。
「たいせつなこと」というタイトルの冊子。
冊子にはいきなり「五箇条の御誓文」 が載ってるのでした!
な、懐かしい。
さすが明治天皇を祭っている神社である。
確か中学生か高校生のときに勉強した覚えが。
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
( 広く人材を求めて会議を開き議論をし、大切なことは
すべて公正な意見によって決めましょう。 )
一、上下心を一にして、盛に経綸を行うべし。
( 身分の上下を問わず、心を一つにして積極的に国を
治め整えましょう。 )
一、官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、
人心をして倦ざらしめん事を要す。
( 文官や武官だけでなく一般の国民もそれぞれ自分の
職責を果たし、自らの志を達成できるように、人々に
希望を失わせないことが肝要です。 )
一、旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
( これまでの悪い習慣をすてて、何ごとも普遍的な道理
に基づいて行いましょう。 )
一、智識を世界に求め、大に皇基を振起すべし。
( 知識を世界に求めてうるわしい国柄や伝統を大切にして、
大いに国を発展させましょう。 )
おおぉ、結構いいこと書いてある!
これって現代の企業経営にも通じる内容だ。
温故知新とはよく言ったものです。