【9月の試験・4ヶ月でやるべきこと/一般曹候補生】 | 目指せ! 自衛官のブログ

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今月に入ってから、高3生からの問い合わせ・ご注文が目立ってきました。

 

運動部に所属している場合、部活動の引退後を見据えて、時間的な「空白」ができないように考えているということなのかもしれません。

 

ここで、今年の一般曹候補生の9月試験の日程を確認しておきましょう。

 

9月の20~22日になります。

 

そうです、あと4ヶ月後なんです。

 

高3生にしても、9月の試験に照準を合わせている浪人生・大学生・社会人にしても、これからは計画的にスケジュール管理ができる時期となります。

 

というか、「していかないといけない時期」になりました。

 

ということで、これから勉強をしていく人が注意すべき点をいくつか述べていきましょう。

 

 

このコラムをお読みになっている志願者は、自衛官になりたいという「強い意志」をお持ちの方ですので、「やる気」は問題ありません。

 

あとは、とにかく学科試験をパスすること。

 

そのための注意点を述べていきます。

 

これからの時期、最優先に大切なのは、自分が「今後4ヶ月間使用していくテキストを選ぶこと」になります。

 

別に当YSTの教材がいいですよ、ということではありません。

 

市販の問題集の中から「これだ!」というものが見つかればそれはそれでいいわけです。

 

とにかく「核となるテキスト」を手元に用意して、いつでも勉強できる態勢をとっておく必要があります。

 

そして2番目に大切なことは、「そのテキストをとにかく一通り勉強し終えること」です。

 

高校の中間・期末テストをなんとなく受けている人からすると、テストの2・3日前に慌てて教科書や問題集を開き始め、かろうじて一回、目を通してテスト当日を迎えるというパターンが多いと思います。

 

でも、自衛官採用試験もその「ノリ」でやっていくと、間違いなく痛い目にあいます。

 

考えてみましょう。自分が定年までお世話になる就職先の試験です。

 

一夜漬けやそこらの勉強で対応できる訳がないんです。

 

採用試験のための勉強というのは、3回・4回・5回と繰り返し学習することで初めて真の学力が身につくような内容になっています。

 

1回目は「流れ」を体で感じとる作業になります。

 

そして2回目・3回目は、忘れている公式・基本事項を再確認する作業。

 

そして4回、5回目で苦手な分野を克服していく。

 

理想的な勉強法をザックリと説明すると、おおよそこのような流れになります。

 

特に頭に入れていて頂きたいのは、「苦手分野を克服すること」です。

 

それなりに勉強がはかどってくると、自分の中で「解ける問題」、「なかなか解けない・理解できない問題」という風に分類できるようになります。

 

初めのうちは「解ける問題」をドンドン増やしていくことに労力を集中するといいのですが、あるところで点数が頭打ちになってきます。

 

それから更に点数を増やすためには、「苦手な分野」を1つずつ克服していく作業がどうしても必要になってきます。

 

まずは「解ける問題を増やすこと」、それから「苦手を克服すること」。

 

この順番を必ず守るようにしましょう。

 

初めから「苦手を克服しよう」とすると、勉強がドンドン嫌いになってきますので、注意したいところですね。

 

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