今年も、もう少しで終わろうとしております。
高3生の方で、残念ながら入隊がかなわず、来年どうするか模索中の方もいらっしゃることと思います。
「公務員専門のスクールに通う」ことを前提に、現在、いろいろと動いているかもしれません。
高3生の方で、残念ながら入隊がかなわず、来年どうするか模索中の方もいらっしゃることと思います。
「公務員専門のスクールに通う」ことを前提に、現在、いろいろと動いているかもしれません。

さて...
今年の6月、高校を卒業したばかりの1人の女の子が私の事務所を訪れました。
仙台市内の大手の公務員専門学校に通っていたそうですが、
今年の6月、高校を卒業したばかりの1人の女の子が私の事務所を訪れました。
仙台市内の大手の公務員専門学校に通っていたそうですが、
「授業内容が全く自衛官の対策になっていないので、YSTに通うことにしました」
ということでした。
実は、毎年このような志願者の方から相談を受けています。
そこで、老婆心ながら、ワンポイントアドバイスを行うことにします。
よくあるのは、「警察や消防も併願することを前提にスクールを選ぶ」というケースです。
1人1人のおかれている状況は様々ですし、何よりも選択肢は多いにこしたことはありません。ですので、警察や消防の受験も考えて来年に備えるということ自体はいいことだと思います。
ただ、自衛官が第1希望で他の職業を全然考えていない場合、警察や消防の勉強もするとなるとあまりに無駄が多くなってしまいます。
警察や消防に必要な勉強内容を100とした場合、一般曹候補生は15~20の内容になります。具体的には理科や判断推理、数的推理、数学Ⅱなど、自衛官の試験内容に含まれていないものが、わんさかあります。
ですので、「私は自衛官以外に考えていない」という方は、自衛官採用試験の勉強だけに専念するのがベストです。
となると、近くにある公務員専門学校が、本当に自衛官採用試験に特化した対策をしてくれるかどうかを事前に確かめる必要があります。
確かめる方法はとても簡単です。
事前にスクールのカリキュラムを見せてもらえばいいんです。使用するテキストを見せてもらえばいいんです。
「一通り警察や消防も含めて勉強していれば、自動的に自衛官の対策にもなりますよ」
実は、毎年このような志願者の方から相談を受けています。
そこで、老婆心ながら、ワンポイントアドバイスを行うことにします。
よくあるのは、「警察や消防も併願することを前提にスクールを選ぶ」というケースです。
1人1人のおかれている状況は様々ですし、何よりも選択肢は多いにこしたことはありません。ですので、警察や消防の受験も考えて来年に備えるということ自体はいいことだと思います。
ただ、自衛官が第1希望で他の職業を全然考えていない場合、警察や消防の勉強もするとなるとあまりに無駄が多くなってしまいます。
警察や消防に必要な勉強内容を100とした場合、一般曹候補生は15~20の内容になります。具体的には理科や判断推理、数的推理、数学Ⅱなど、自衛官の試験内容に含まれていないものが、わんさかあります。
ですので、「私は自衛官以外に考えていない」という方は、自衛官採用試験の勉強だけに専念するのがベストです。
となると、近くにある公務員専門学校が、本当に自衛官採用試験に特化した対策をしてくれるかどうかを事前に確かめる必要があります。
確かめる方法はとても簡単です。
事前にスクールのカリキュラムを見せてもらえばいいんです。使用するテキストを見せてもらえばいいんです。
「一通り警察や消防も含めて勉強していれば、自動的に自衛官の対策にもなりますよ」
と担当者が言っている場合は要注意です。
それは
それは
「うちでは自衛官採用試験の対策は何もやっていないので、警察・消防のコースに入って下さいね。あとは勝手に自衛官を受けて下さい」
と言っているのに等しいんです。
注意して下さい。
他の公務員試験の対策もやりながら自衛官の試験に備えるというのであれば、全然問題はないのですが、自衛官1本にこだわる場合、カリキュラムやテキストにはとことんこだわって下さい。
これが、スクール選びのコツになります。