こんにちは、またはこんばんは。今回は自分の好きな作品を紹介する ヒプノシスマイク編です。


ヒプノシスマイク(略称:ヒプマイ)は、「キングレコード」という企業が手掛ける、男性声優達によるラップバトルプロジェクトで、ラップを題材にした作品です。原作はドラマCDです。最初はCDから始まり、そこからコミカライズや舞台、ゲームやアニメにまで発展しています。


世界観は以下の通りです。


H歴。武力による戦争は根絶された。勿論、そこには多大という言葉ではくくれない程の犠牲を払ったのだ。野蛮な男に変わり、女性が覇権を握ることになる。中王区と呼ばれる、男性を完全に排除した区画で政は行われるようになった。そこで新たな法が制定された。その名もH法案。人を殺傷するすべての武器の製造禁止、及び既存の武器の廃棄。しかし、それだけでは愚かな男性の争いは根絶されない。なので、争いは銃ではなく人の精神に干渉する特殊な【ヒプノシスマイク】にとって変わった。言葉が力を持つことになったのだ。そして争いに親和性のあるラップを使い、優劣を決する世界になった。男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、オオサカ・ディビジョン、ナゴヤ・ディビジョン等の区画で生活をすることになる。各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。これは、兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で紡がれる男たちの威信をかけた領土バトルなのだ。


(公式サイトより引用)


当初はメインキャラは「中王区」と呼ばれている女性だけが住むことが許されている地区に住んでいて、更にその中王区にある「言の葉党」という政党で働いているある人達を含めて15人でしたが、2018年の9月にオオサカディビジョンの「どついたれ本舗」とナゴヤディビジョンの「BadAssTemple」が追加され、21名になりました。


2020年3月にゲーム版が配信され、約半年後の10月にアニメが放送され、約3年後の2023年10月に第二期のアニメが放送されました。


余談ですが…。このヒプノシスマイクという作品は、実は所謂「女尊男卑」の世界観で、更にその政策を採用しているのは日本という国だけです。しかし、当初はその女尊男卑の世界観が活かされているのは、「男性は女性の約10倍の税金を支払う」という点と「ほんの一部を除いて中王区に男性が出入りするのは許されない」という点だけだったそうです。これ、もし現実でこんな政策が採られたらジェンダー問題や脱税問題(高い税金から逃れるために性別自体を偽るなどの問題)が関わってくるので、日本だけでなく、世界中の人々からも非難されるのは目に見えますよね。こういった理由やコミカライズの脚本家の人の問題発言、詳しい事情が語られていないという理由で大炎上してしまい、公式SNSだけでなくヒプマイの声優さん達の公式SNSにも飛び火してしまい、ハッシュタグに「◯ねよ」といった暴言と取れる言葉が横行していたんですよね。この日本という国だけ女尊男卑の政策を採っている理由は後にドラマCDでフォロー(詳しい事情)が語られました。少しずつですが、この炎上は沈下していきました。


次回はキャラクター紹介編行きます