こんにちは、またはこんばんは。今回はアイドリッシュセブンが9周年を迎える前にキャラクター紹介をする 〜ZOOL編〜 です。
読み方は「ズール」です。メインストーリー第三部から正式に登場した4人組のアイドルグループで、ツクモプロダクションからデビューした新人アイドルグループです。
(イメージカラーから)IDOLiSH7は虹色、(個人的なイメージとして)TRIGGERは宝石、Re:valeは綺麗な体色の鳥とそれぞれ明るいイメージのアイドルグループとは一転して、ZOOLはダーティでいかにもヒーラー(この場合は悪役という意味)のようなイメージと異色を放っています。
メンバー全員IDOLiSH7、TRIGGERと何かしらの関わりを持っています。その中でも特にTRIGGERに対しての恨みを持っているメンバーが複数おり、手始めにTRIGGERを潰し、現在のアイドル界を一新するという野望を持っています。
そのためか、初登場時は賛否がかなり分かれていました。「曲もキャラクターも大好き。気に入った」というZOOLに対して好印象を持った人と、「曲『は』いいし、声優さんも良いけど、キャラクターが嫌い」という悪印象を持っている人で二極化していました。ワタクシ、今は前者ですが、初めて見た時は後者でした。
これまで登場したアイドルとは違い、メンバーの名前は数字ではなく、十二支から採られています。
メンバー紹介
亥清悠(CV:広瀬裕也)
苦手な物…努力、粉薬
特訓に必要なもの…フェルマーク(音程を程よく伸ばす、という意味の音楽用語)
甘いフェイスとは裏腹に、自分を認めない者を認めないという自己中心的な性格のZOOLのボーカルの片割れです。
ライバルグループであるIDOLiSH7の一織と環と同じ高校に通っています。
幼い頃はとても素直で何事にも一生懸命に取り組む性格の少年でした。実は彼は元々は九条鷹匡が彼をアイドルとしての育成をしていたうちの一人です。しかし、その九条から突然「失敗作」と呼ばれ、目をかけられなくなりました。更に身内が倒れてしまい、本人が知ったのは身内が倒れてからだいぶ時間が経ったタイミングであり、「悠の夢を邪魔したくなかったから」という理由で知らせるのが遅くなってしまい、不幸が重なってしまった…。この出来事がきっかけで九条鷹匡とその鷹匡が大事に育てている九条天に並々ならぬ敵対心を持っています。こういった経緯からTRIGGERが嫌いだと言っており、天の双子の弟である陸がいるから、という理由でIDOLiSH7も嫌いだと公言しています。
TRIGGERに対し、度々煽るような発言をしていましたが、冷静に言い負かされる事が多く、その度に悔しがっていることから中身は年相応です。
第四部では海外ライブにて、成功しても素直に喜べず、「これが自分達がTRIGGERに対してやったことの代償なんだ」とメンバーと共に気づいたのを期にTRIGGERを陥れたことを後悔し、天に謝罪をしています。
身長…176センチ
血液型…A型
イメージカラー…ダークレッド
好きな物…犬、ロック全般、肉料理
苦手な物…眩しいもの、「どこからでも開けられます」と書かれた袋
特訓に必要なもの…セーニョ(楽譜上で「D.S(ダル・セーニョ)」という表記がされていた際に、戻る目印として使用されている音楽記号)
犬が大好きなZOOLのボーカルの片割れです。
以前は「NO_MAD」という別のアイドルグループでアイドルとして音楽に真面目に向き合っていました。ですが、現在はTRIGGERに報復するためだけにZOOLのアイドルとして活動しています。
TRIGGERに憎しみを抱いている理由は、NO_MADで活動していた時、人気も仕事も安定してきた頃にブラホワで当時はまだ経歴としてはそんなに長くないアイドルグループであったTRIGGERに負けてしまい、人気も仕事もTRIGGERに取られてしまい、段々アイドルとしての自信が無くなっていったのもあり、解散してしまいました。その時の出来事がきっかけでTRIGGERに敵対心を持つようになりました。
ぶっきらぼうで露悪的に振る舞っていて、「TRIGGERもTRIGGERをブラホワで打ち負かしたIDOLiSH7も嫌いだ」と発言しているものの、道端で偶然出会った陸を助けるなど、根は優しい性格であることがうかがえます。
第三部でTRIGGERのメンバー拉致計画に若干の抵抗を感じていたものの、加担していました。しかし、次第にマネージャー兼事務所社長の月雲のやり方について行けなくなり、最終的にはRe:valeと内通することに。
四部にて、海外ライブにて「(ライブが成功しても素直に喜べないのは)もしかしたら、これが俺達がTRIGGERに対してやった事への代償なのかもな…」と自分達の罪を思い知り、一度は世間に包み隠さず全てを打ち明けようとしましたが、TRIGGER側から止められたことやメンバー達との相談により、アイドルとして活動を続けていくことを決めました。
身長…174センチ
血液型…AB型
イメージカラー…アイボリー
好きな物…占い、ピアノ、ご飯を食べること
苦手な物…皮肉が通じない人、人混み
特訓に必要なもの…センツァ(ペダルを離すという意味の音楽記号)
ZOOLの作曲担当でもあり、元天才子役のパフォーマーの片割れです。「ZONE OF OVERRAP」という曲以降ボーカルも努めます。
気性が激しい傾向のあるメンバーの多いZOOLの中では一番落ち着いていて、穏やかな性格(?)です。
常に柔和な笑みと穏やかな口調を崩しません。しかし、言っていることはかなり辛辣です。
とあるドラマの撮影でIDOLiSH7の大和と共演しますが、彼の素性や過去についてどうやら知っているようで、度々彼の神経を逆撫でするような発言をしていました。一体どこでどうやって彼の素性や過去について知ったのでしょうか…?
1年前までノースメイアで留学していたらしく、桜春樹とその友人関係にあるナギの存在をどうやら知っていて、ナギに対し度々意味深な発言をしていました。
誕生日…3月15日
血液型…O型
イメージカラー…ロージーブラウン
好きな物…アクション映画、ヒーロー
苦手な物…ヴィラン、狭い所
特訓に必要なもの…シミレ(前の2小節を繰り返すという意味の音楽用語)
生まれながらにして恵まれた才能と環境を持つ、自信家で女癖が悪いZOOLのパフォーマーの片割れです。巳波と同様ZONE OF OVERRAPという曲以降ボーカルも務めるようになります。
高校時代はかなり真面目な性格だったらしく、名門学校出身で、生徒会長を務めていた上に学年首席を取るほどです。
裕福な家庭で生まれ育ち、女性に困ったことがありません。実家は高級ホテルチェーンを経営していて、三男兄弟のうちの末っ子です。
IDOLiSH7のメンバーである、壮五君とは旧知の中で、仕事の関係で共演した際は妙に彼にだけ絡みに行きますが、当の壮五君からはあまり良い印象を持たれていません。
オタクが嫌いなようで、「紙に書かれたものに夢中になるなんて、上流階級の社会では趣味とは呼べない」という発言をしナギ君を怒らせた事がありました。(最初このセリフを聞いた時、「いや、貴方も紙に書かれたものですけど…。」と思わずツッコんでしまいました。)第四部でナギ君はノースメイアの第二王子であることが判明し、「王子」もある意味で上流階級だと思うのですが、虎於がこれを知った時、一体どう思ったんでしょうか…。
第三部ではTRIGGERを陥れる計画に一番迷いがありませんでした。しかし、第四部では海外でのライブがきっかけで自分たちがしでかしたことが大間違いであることに気づき、いち早く龍之介に電話で謝罪しています。
彼は子供の頃は、ヒーローアクションが好きな普通の青年でした。親や兄達からは大事に育てられ、「自分のやりたいことをしろ」と言われ続けていました。しかし、その半面で、自分が本当にしたいことをしようとすれば、危ないことはするなと家族から止められ、女性からは自分の好きなヒーローものの話をすればあなたらしくないと否定をされ、次第に自分がどういう存在なのか分からなくなっていきました。段々と周りから必要とされているのは、"自分自身"ではないことに気付き、環境的に不幸せではないものの、どこか空虚な気持ちを抱いて日々を生きていくことになってしまいます。
そんな時に、ZOOLの結成のきっかけを作った月雲了からスカウトされ、その了から「君は家族にとってはペットで、同世代のお友達にとっては石油王だ。でも、君個人には誰にも期待してない。」と満たされない虎於の現状を言い当ててみせました。
今回は以上です。次回は芸能関係者編です。