こんにちは、またはこんばんは。ゴールデンウィークですね。皆様どうお過ごしですか?私は相変わらず家でゲーム三昧です。…あ、ちゃんと家を出て運動もするのでそこはご安心を。


ここでちょっとした雑学を…。ゴールデンウィークという大型連休の名称の由来は、映画会社の大映が松竹と競作して1951年に同時上映となった「自由学校」という映画作品が、大映創設以来最高の売上(当時)を記録し、正月映画やお盆映画以上の興行成績を残したことで、この時期に観客を多数動員し活性化することを目的として、当時の大映の社長であった永田雅一氏によって作成された宣伝用語で、1952年〜1953年頃から他の業界にも広まったことからだと言われています。(因みに「ゴールデンウィーク」という言葉は純粋な英語というより和製英語なんです。そのため、外国人さんには通じない可能性があるため注意です)


もう一つちょっとした雑学を…。NHKや一部の民放などは原則として「(春の)大型連休」という表現で統一されています。何故ゴールデンウィークとは言わないのか、それにはちゃんとした理由がありまして、NHK放送文化研究所では1970年代のオイルショック以降に「ゴールデンウィーク」という表現に視聴者から「俺達(私達)は仕事を休めないのに何故ゴールデンウィークの話題を出すんだ!」といった苦情が寄せられるようになったことや、「外来語・カタカナ語はできるだけ避けたい。」「長すぎて表記の際に困る…。」といった放送の制作現場の声を反映させたこと、元々は「ゴールデンウィーク」という表現が上記のように映画業界という私企業の宣伝用語であったこと、2002年以降週休制が「1日」(日曜日のみ)から「2日」(土曜日と日曜日)になった事で、ウィーク(一週間)に留まらなくなってきたことなどを理由に掲げています。


今回は以上です。