こんにちは、またはこんばんは。今回はポケモンSVのDLCの後編、藍の円盤の感想中編です。前編の記事で2月28日以降上げると書きましたが、諸事情で繰り上げしました。それではどうぞ。


交換留学生としてブルーベリー学園へやってきた主人公。最初に向かったのはほのお使いのアカマツ。彼は表裏の無い、真っすぐでさっぱりした性格です。そんな彼の四天王チャレンジは…。

本作の目玉要素の一つである「サンドウィッチ作り」が活かされたチャレンジですね。他の生徒と材料を交換したり、勝負して材料をもらったりして、その材料で激辛サンドウィッチを作る、というものです。具材を一つ落としてしまいましたが…。ギリギリ合格しました。

そして、勝負の前、彼はこんな事を言っていました。

アカマツ「…キミってスグリと因縁あるみたいだね。カキツバタ先輩もなんか企んでるみたいだし……。そーゆーの!まじで面倒くさいよ!!言いたい事あるなら直接言えっての!やれっての!おれは細かい事考えるの苦手なの!戦いたいから戦う!それでいーじゃんか!!」

ワタクシ、アニメの方は小学生までよく観ていたのですが、ゲームの方のポケモンを初めてやったのは第8世代と呼ばれている「ソード・シールド」のシールドで、それまでの歴代の作品は触れたことないので詳しいことはよく分かりませんが…。最近のポケモンのゲーム作品は小難しい思想や手段でヘイトを集めやすい人物が多く、更に藍の円盤クリア後の彼のカキツバタに対する「何か企むのであれば、その前に仲間に相談してくれ。嫌われ役ばっかりやっていたら、本当に嫌われ者になる」という発言もあり、彼に共感する人が多いんだとか…。話が思いっきり脱線しましたね。戻りましょう。

彼との戦闘での感想はですね…。相手は「本当にブルーベリー学園の1年生か…?」と思うほど苦戦しました。と、言うのもですね、今回のDLCの後編のバトルスタイルは(前作と違って)所謂「ダブルバトル」(ポケモンを2匹出して戦う戦法)が基本でして、ポケモンと言えばネットを使った対戦も特徴だと思うのですが、ワタクシ、基本的に対戦はしないエンジョイ勢であることもあり、ダブルバトルはあまり慣れておらず、更に炎タイプといえば弱点は水と地面と岩ですが、彼はその3つの弱点対策として草タイプのナッシーを手持ちに入れているんですよね。しかも特性の関係上早めに倒さないときのみが復活して体力が回復するというおまけ付き…。しかも、彼のエースはバシャーモというポケモンなんですが、そのバシャーモは「かそく」という特性を持っていて、その特性で素早さを補強しつつ、「ストーンエッジ」でひこうを、「きあいだま」でいわタイプを牽制しつつ、命中不安を逆用して『前のターンに技を外していると威力が倍になる』「やけっぱち」で殴って来るということもあって、勝った時は直ぐにポケセンに行かなければいけないほど、自分の編成のポケモン達はボロッボロの状態でした。一発で勝てたのは良かったんですけど…。

因みに弱点を突くと「ウゲーッ!?そんな技喰らったら鎮火しちゃうよー!」という台詞が、急所を当てると「あれ?すっげーダメージ喰らってる!?なんでだ!?」という台詞が聞けます。

勝利後、アカマツから今のリーグ部はとても居心地が悪く、どうすれば前みたく楽しい雰囲気に戻るか悩んでいるという話を聞けます。

次はタロちゃんの所へ行きました。四天王チャレンジはポケモンクイズですね。難なくクリアしました。(※ポケモンクイズしてる時の写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ございません。)

タロちゃんとの戦闘はそこまで苦戦はしませんでした。因みに弱点を突くと「弱点を突くのも定石だけど…こっちも攻め返しちゃいますよ!」という台詞が、急所に当てると「変なとこ当たっちゃった!そういうの良くないと思います!」という台詞が聞けます。

勝利後、勝負を後ろから観ていたカキツバタがやってきて、「タロは可愛い好きが高じてポケモン強くなってんだよ。好きだから努力を努力と思ってねえのがすごいのさ。……ま!れいか(主人公)も似たようなもんだろうけどな。強さを求めて周りも自分も犠牲にしちまってる……誰かさんには見習ってほしいぜ。そういや、タロってなんでかオイラだけ呼び捨てなんだよ。」と話します。その後スグリが敵情視察にやってきました。「……俺、心配だったんだ。れいかが弱くなってたらどうしようって。でも………変わってなくてよかった。俺の力…今は見せられないから。」と言い残しその場を去りました。「れいかが弱くなってたらどうしようって」と話してる時、正直本当に心配してるか?と突っ込みたくなる表情してました。



次はネリネですね。ネリネの四天王チャレンジは「そらとぶタイムアタック」という、スカーレットはコライドンに、バイオレットはミライドンに乗って時間以内に目的地に着く、という内容のチャレンジです。余裕のクリアしました。

勝負の前、彼女から「……ネリネから貴方に聞いてみたかったこと一つ。れいかはスグリのことをどのように認識しているのですか?」と聞かれます。「友達」と返すと「……友、ですか。」と、「ライバル」と返すと「……好敵手……ですか。」と言われます。「分からない」を選ぶとなんて返されるのか分からないので、ご存知の方、いらっしゃいましたら、コメントで教えてくださるとありがたいです。

ネリネ「ネリネにとっては友、ゼイユの令弟。今の彼は以前とは違う。……ネリネも案じています。そして、願わくばネリネが彼を救いたい。したがって負けることは許されません。」

彼女がこう言うと勝負が始まります。格闘対策なのか、エスパータイプのランクルスが手持ちにいます。ここも苦戦しなかったです。弱点を突くと「相性不利を確認……!虚をつかれメガネが曇りました」、急所に当てると「このような不運もあるんですね。勉強になりました。ありがとう。」という台詞が聞けます。

勝負後、「ポケモンの強さ。それは思いの強さ。スグリを思う気持ちはネリネよりれいかが強いのですね」と言われます。「そんな事無い。」主人公がそう言うと「……貴方は優しい。」と言われます。

次はカキツバタの所へ行きました。ここはドーム内で捕まえたポケモン限定で前座3人を倒すという四天王チャレンジでした。ドーム内で捕まえたポケモン鍛える為だけに1週間くらい掛けて強くさせました。前座3人はワンパンでした。

カキツバタ戦は苦戦しませんでした。手持ちにフリーザーがおり、助かりました。弱点を突くと「おーっ!?バツグンときたか!弱点少ねえはずなんだけどよぉ!」、急所に当てると「カーッ!たまんねぇな!ツキまでたぐりよせるたあ!」という台詞が聞けます。そして、ついに彼に勝利し、スグリが待っているチャンピオン戦へ…!

カキツバタ「れいか…お前さん、スグリと仲良いんだろ?」

れいか(自分)「うん!(もちろん!)」

カキツバタ「……そうかい。ツバっさん的にはあいつ気に食わねえ。以前のあいつは喋んねぇわ、おどおどしてるわ、自信はねぇわですぐゼイユの後ろに隠れてた……。……でもよ!ポケモン戦わせんのだけは誰よりも楽しそうだったんだ。でもよ……いつの間にやら変わっちまって自分も周りも責め立てて追い込んでらぁ。誰かがあいつの目を覚ましてやらねえと良くねえ。楽すんのが板に付いちまったオイラにゃ出来なかったからよ。……キョーダイ任せで悪いな。」

れいか(自分)「…。(いいのよ。…今のスグリには、思う所がいっぱいあるから…。)

受付のお姉さん「お待たせしました。手続きが完了いたしました。ブルベリーグチャンピオン・スグリさんと勝負されますか?」

れいか「はい。」

受付のお姉さん「かしこまりました。まもなくチャンピオン戦が始まりますので、ご準備ください。」

カキツバタ「……そいじゃ、後は頼んだぜ、キョーダイ。オイラ、四天王連中と一緒に応援してっからよ。」

れいか(自分)「…。(…うん!頑張るよ!)」

スグリ「……待ってたよ。」
スグリ「吐くほど勉強して、ポケモン強くして、四天王蹴散らしてチャンピオンになって……。それも、全部、全部、全部!!今ここで、れいかに勝つため!!」

ブルベリーグチャンピオンのスグリが勝負を挑んてきた!

れいか(自分)「……。(ポケモンバトルでひっぱたいて目を覚まさせてやるんだ!行っておいで、オーガポン、ウェーニバル!)

オーガポンを出した時の反応
弱点突いた時の台詞。(因みに急所に当てると「運まで味方につけてズルいよな……。ズルイ、ズルイ、ズルイ、ズルイ!!」というセリフを聞けます)

……悪い方向に変わる必要はないのよ、スグリ君。

勝利後…周りの反応が…。




アカマツ「どっちも頑張った!感動した!」
タロちゃん「アカマツ君!空気読んで!」(これに関して主人公が学園の嫌われ者であるスグリを倒したのに祝福しなかった学園の生徒達よりマシという意見もあります)

この周りがシラケて四天王の四人と主人公&スグリと遠くから見てたゼイユを除いた、生徒達が解散するシーン。奇しくも、パルデアのチャンピオンの一人であるネモと対になっているシーンなんですよね。ネモは確かに今のスグリと同じく戦闘狂な一面があります。ですが…。ネモの場合、人懐っこい性格でもあり、その人懐っこい性格と他の人と対等に接し、そういった行動や言動で人徳を集め、人望がかなりあり、主人公がチャンピオン戦に挑み、主人公が勝利してもその人望のお陰で周囲の人々は二人の戦いを賞賛していました。

カキツバタ「…………残念だったね、『元』チャンピオン。」

れいか(自分)「…。(いや…今の状態のスグリ君にはそれ言わないほうが…)」

カキツバタ「やったな、キョーダイ!」

れいか(自分)「…。(う、うん…。祝ってくれてありがと。)」

カキツバタ「今かられいかがブルベリーグのチャンピオンだ!学園からお祝い品がもらえんの預かってっから、渡しとくぜぃ。」(れいかはマスターボールを貰った!) れいか(自分)「…。(え、マスターボール!?…というか…。自分がブルベリーグのチャンピオンって、それは…。)」カキツバタ「……スグリよう。オマエに勝てなかったオイラが言うのもなんだけどよ。前みたいに楽しくやろうや。勝ちにこだわれんのはすげえいいことだ。でもよ……。こだわりすぎて自分の首しめんのは違うだろ。……見てるこっちが苦しいぜ。だからよ、またみんなで……」
れいか(自分)「…。(いや、違うんだ、カキツバタ…。彼は、自分が弱いからっていう理由で勝ちとか強さとかこだわっていたとかコンプレックスに思っていたんじゃなくて、仲間はずれとか孤独感とかにコンプレックスに思っている節があって、それで…彼は…。)」

スグリ「………けない………」カキツバタ「はい?」れいか(自分)「…。(…?)」スグリ「負けない……こ……今度こそ俺が……勝って……次こそ……絶対……」

れいか(自)「…。(「はぁ…。まだ言うか。」)れいかは声をかけた。

スグリ「れいか……俺……おれ……う、うぅぅ………」 タロ「ええと……まずはれいかさん。チャンピオンおめでとうございます!普通ならお祝いしたいんですが……。今の……この状況は私達には複雑でちょっと整理しないといけないんです。」 カキツバタ「整理ぃ?」 タロ「だって、そうでしょう!れいかさんがチャンピオンになったらリーグ部の部長ってことで留学生なのに異例だけど今後の方針はどうするのとか!?あれとかこれとか、とかとか色々!!」 カキツバタ「お、おう………。」
タロ「それに、スグリ君がチャンピオンから四天王に降りて来るなら、ランク的にはアカマツ君が都落ちだし。」 アカマツ「えっ、オレそうなの!?ヤバイじゃん!」 れいか(自)「…。(「うん…。あたしゃ薄々そう思ってた…。」)」 タロ「スグリ君がどうしたいのか、ちゃんと気持ち聞いておかないと……。」

ここでチャイムが鳴り、ブライア先生が主人公、ゼイユ、スグリ、カキツバタを呼んでいるという旨のアナウンスが流れます。

教室に行く前に四天王の四人とゼイユに話しかけると…。カキツバタは教室の場所を教えてくれる旨のセリフを、アカマツは都落ちしたらサバンナエリアが今までのように自由に使えなくなる旨のセリフを、タロちゃんは主人公がチャンピオンになったことを手放しで祝えないことを謝罪する旨のセリフを、ネリネとゼイユはスグリの暴走(?)を止めた事を感謝する旨のセリフを言います。

1-4の教室に行くと、そこにはブライア先生の姿が。ブライア先生は主人公がチャンピオンになったことを祝ってくれましたが、その後スグリの精神面もあり、今のタイミングではなかったと、無神経であったことを謝罪。

ブライア先生の話を聞くと、なんとエリアゼロに入って良いという許可が降りた事を報告します。エリアゼロの奥の奥…。そこには伝説のポケモンが眠っていると言われており、その伝説のポケモンに出会うために行くメンバーを集めていたようです。そこへ、なんとアカデミーの理事長であり、アオキの上司でもあり、ポケモンリーグの委員長でもあるオモダカさんと地面タイプの四天王であるチリちゃんが教室に入ってきます。オモダカさんは最近エリアゼロで怪しいポケモンがいて、行ける人は是非エリアゼロに向かってほしい旨を言います。

主人公、ゼイユ、スグリは行く意思が見られましたが、カキツバタは「リーグ部のゴタゴタをなんとかしなければいけないから」という理由で学園に残る意思がありました。


会話後、オモダカさんとチリちゃんに話しかけられます。


こうして、エリアゼロに向かうことへ…

今回は以上です。後編は2月24日以降に上げる予定です