こんにちは、またはこんばんは。今回はバンドリの7周年を迎える前に思い出を振り返る話として、MyGO!!!!!(読み:マイゴ)についてお話したいと思います。


マイゴは2023年の9月にガルパで所謂ハーフアニバーサリーの時に実装されたバンドで、RASと同様アニメ発のバンドであります。ポピパ、Roselia、RAS、モルフォニカに次ぐ第5のリアルバンドでもあります。


2022年4月某日、「バンドリ!から生まれる『現実』と『仮想』が同期するバンド」として誕生しました。当初はキャラクターの名前とパートのみ公開され、担当声優は非公開のままリアルバンドで活動していました。


メンバーは中学3年生が1人と高校1年生が4人という編成です。


8バンド(現状ガルパで未実装のアヴェムジカ含むのであれば9バンド)の中で唯一ギター担当が二人いる代わりにキーボード担当が居ないバンドですね。


曲の傾向としては初見では(一発で)曲名が読める人が少ないんじゃないかと言うほどとにかく曲名の漢字が難しい曲が多いですね。例えば、「迷星叫」という名前の曲。ワタクシ、当初は「まよいぼしきょう」と読んでいましたが、実際の読み方は「まよいうた」なんですよね。「名無声」という名前の曲は最初「ななしごえ」と読んでいましたが、実際は「なもなき」なんですよね。その他の難しい曲名については余談にて。


メンバー紹介


高松燈(CV:羊宮妃那)

通称が「羽丘の不思議ちゃん」のボーカル担当ですね。高校1年生です。

アニメ版で初登場の時、髪型がアフグロのモカちゃんに似ていると話題になりました。因みに髪の毛の色はともりちゃんの方が濃いですね。

記念すべき第1話で様々な形の石やペンギンのグッズを集めている事から、自然に触れることが好きな様子が見られます。

引っ込み思案な性格で人と話すのが苦手なところがありますが、後に愛音や楽奈、昔の幼馴染と出会った事がきっかけで新たな道に進むことになりました。

感性が少々ずれていると言われており、アニメ第8話では愛音を自宅の自室に招待し、飲み物を出す…のはいいのですが、大抵はお茶を出すであろう所を、なんと彼女は2人分の牛乳をトレーに載せて持って来て、テーブルに置かずにトレーごと床に置くというシーンがあり、更に牛乳に対して愛音は驚いてツッコミを入れるどころか、「懐かしい!ありがとう」と快く頂いて速攻で飲んでいるという、驚く程の適応力どころではないモノを発揮して、これまた視聴者を驚かせる事に。

「燈」の読み方はこの場合「ともり」なんですが、ワタクシ、最初「燈」が「橙」に見えて心の中で「だい」って呼んでたんですよね…。

千早愛音(CV:立石凛)
目立つことが好きなギター担当の片割れですね。高校1年生です。

元々は中学卒業後、海外に留学し楽しい留学生活する予定でしたが、その留学先で周囲に上手く馴染めずに断念し、世間がゴールデンウィークに入る少し前の時期に遅れて羽丘に入学しました。

承認欲求の強い目立ちたがり屋ですが、努力が苦手な性格(先述の留学失敗も、この性格に起因する)が見られ、バンドを始めた理由も最初は『羽丘女子学園はバンド活動が盛んで、周りがみんなバンドをしているから』といった軽い気持ちで始めており、バンドに誘われてもバンドの花形・メインとなるボーカルやギターでないと知ると遠回しに断っていました。

ギターの経験者ではあるものの、中学時代の文化祭で披露して以降はギターには触れておらず、そのせいでブランクがあるのか、他のメンバーと比べると実力は劣ります。

その一方でメンタル面は強い一面があります。傷つくことはあっても、比較的早く立ち直り、気持ちを切り替えるタイプです。

学校の授業を真剣に受けている様子が見られるから、学業にも真面目に取り組んでいることが分かります。

ワタクシ、最初彼女を「あいね」と呼んでいましたが、本当の読み方は「あのん」だと知ったのはストーリーを読み終えた後の事です。

要楽奈(CV:青木陽菜)
かなりマイペースな性格で「おもしれー女」が口癖のギター担当の片割れですね。中学3年生ですね。因みに名前の読み方は「かなめらーな」です。

唯一瞳がオッドアイのキャラクターです。

ライブハウス「RING」に神出鬼没に現れてはかなりのテクニックが必要な高難易度の音を入れる事から、「RINGの野良猫」と呼ばれています。

好きな食べ物は抹茶とお蕎麦とのこと。

好きな動物は猫で、上述のようにマイペースな性格であることやオッドアイであること、誕生日が猫の日と呼ばれている2月22日であること、猫舌なのか熱いものが苦手で冷めるまで待つ事が多いこと、苦手な食べ物は猫に絶対に与えてはいけないことで知られている「ニラ」だったりと本人も猫のような印象が見受けられます。

常に掴みどころの無い振る舞いをしている彼女ですが、アニメ版の10話、もといゲーム版ではとある出来事によりメンバーの心がバラバラになってしまい、燈が一人でステージに立ちアカペラで沢山の人の前で歌声を披露している時、彼女の元に現れ、ギターを弾くと共に立希をステージに上がるように促しました。この行動が燈を前に進ませる切っ掛けとなり、燈は勇気を出して愛音をバンドに誘い、更に愛音がそよと対話し、「RiNG」に足を運んだ彼女を、燈がステージ上に引っ張り上げました。

このように、楽奈は名前の通り『音楽の要』となって、バラバラになっていた「迷子たち」を繋ぎ合わせたのです。

因みに、この時のライブでは楽奈以外の4人は泣きながら歌唱・演奏していましたが、楽奈だけは心の底から音楽を楽しんでいる顔をしていました。

実は彼女、「SPACE」というかつておたえがバイトとして働いていて、現在は閉店してしまったライブハウスのオーナーであった都筑詩船(つづきしふね)の孫娘であることが判明しました。彼女の愛用しているギターは祖母のお下がりであり、相当な年季が入っている事が分かります。

長崎そよ(CV:小日向美香)
メンバーの中で唯一月ノ森女子学園に通っているベース担当です。高校1年生です。

吹奏楽部に所属していて、そちらはコントラバスという楽器を担当しています。

MyGOに加入する前、中等部の頃立希と燈と同様「CRYCHIC」(読み:クライシック)というバンドに加入していました。しかし、発起人である豊川祥子が何かしらの理由で突然脱退し、CRYCHICはその後自然的に解散してしまいました(因みに祥子は若葉睦という幼馴染以外の人とは人間関係を断ってしまっています)。

小学生の頃両親が離婚してしまい、現在は母親と二人暮らししており、家事全般をこなしています。兄弟、もしくは姉妹の事について語られているシーンや登場しているシーンが無いことから、一人っ子と思われます。

上述のように、両親の離婚やクライシックの解散という過去のしがらみを抱えていましたが、紆余曲折を経て、第10話以降は今まで取り繕っていたであろうお淑やかなお姉さんキャラから、愛音の無理難題な提案に対してもズバズバとものを言う彼女本来の性格であろう言動が垣間見えるようになりました。そんな彼女からは「そよりん」の愛称(?)で呼ばれていますが、そよ本人は不服のようです。(ワタクシ、アニメの方を一話も観ておらず、ゲーム版で初めてそよを見た時、「なんだか優しそうなキャラクターだな」と思っていたが故、ストーリーを読んでいる時ギャップが凄かったです)

椎名立希(CV:林鼓子)
一匹狼気質でクールビューティ…どころか、ぶっきらぼうでつっけんどんでヤンキーっぽい印象が強いドラム担当ですね。高校1年生です。Afterglowとパンダが大好きです。

中学生時代は羽丘女子学園に通っていましたが、高等部からはとある理由で花咲川女子学園に通い始めます。

CRYCHIC結成時は燈の事を認めていなかったのですが、ライブでの彼女の魂の叫び・魂の歌声に感動して以来、彼女を認めるとともに、彼女とバンド活動をすることを第一に考えるようになります。(現在は過保護じゃないかと疑われるほどの距離の近さです…)

アニメ作中(もといゲーム版)でのつっけんどんな、もっと分かりやすく言えば『怖い』という印象すら与えかねない態度・言動は、一貫して燈の為のものです。しかし、その事をわざわざ説明することはない為、誤解を避けられないこともしばしばあります。(これについて愛音から「バイトの時くらい愛想良くすればいいのに」と苦言を言われるほど)

アニメ第7話でのライブで『春日影』というかつてクライシックで大事であった曲を歌うという行動に憤慨するそよの「祥子ちゃん……泣いてた」「どれだけ傷つけたか分かってるの?」という糾弾に対して「だから何?」と返すドライさも持ち合わせます。確かにドライではありますが、 「祥子は自分から脱退したのだから、もう無関係な部外者である」 という彼女の考えは正論です。

一方で、燈を思う気持ち自体は本物で、彼女の心のケアを(不器用ながらも)頑張ろうとしている姿が非常に印象的です。他にも、口調は厳しいものの『バンド活動に対する心構え』をメンバーに突きつけている時は、いずれも的確な指摘ばかりで、『嫌いな相手・どうでもいい相手』に対しては言えない内容で、バンドを大切に思うからこそであります。

また、厳しいだけでなく優しさや面倒見の良さも持ち合わせており、マイペースな楽奈の世話を熱心に焼いています。一見取っ付きにくい彼女ですが、仲間思いの性格の持ち主であります。

真希という4歳年上のお姉さんがいます。しかし、彼女はお姉さんのことを強いコンプレックスを抱いている節があります。元々中高一貫の羽丘女子学園に通っていたのに高校から花咲川女子学園に通い始めたのは、真希さんとやらはかなり優秀で天才肌な人で、羽丘女子学園の卒業生であり、吹奏楽部の主将を務めるほど模範的な人物だったそうです。トランペットが上手で人望も厚く、コンクールで数々の賞を取るなど羽丘吹奏楽部を栄光へと導きました。現在は地域のオーケストラに所属しているようです

実際に立希は「祥子やお姉ちゃんは出来るのに、何で私は出来ないんだよっ!!」葛藤している場面があることから、姉を強く意識しているところがあります。

余談

メンバーの名前をローマ字にすると…

燈→Tomori
愛音→Anonn
楽奈→Raana
そよ→Soyo
立希→Taki

になりますが、先頭の文字を並べ替えると、「START」になるんですよね。これは偶然なのかそれとも意図したものなのかは分かりません…。

上述のように曲名が非常に難読漢字が多いです。迷星叫や名無声だけでなく…。

音一会(おといちえ)
影色舞(シルエットダンス)
壱雫空(ひとしずく)
焚音打(たねび)
碧天伴走(へきてんばんそう)
詩超絆(うたことば)
迷路日々(メロディ)
無路矢(のろし)
砂寸奏(さすらい)
回層浮(かいそう)
処救生(こきゅう)

…と、このように初見では読みづらいであろう曲が多いです。

今回は以上です。次はアヴェムジカ…ですが、ゲーム版ではまだ実装されておらず、また著作権の関係上、公式絵を勝手に拝借するわけにはいかないですし、ピクシブ等に投稿されている絵師様が心を込めて描いた絵を一言も言わずに勝手に拝借するわけにもいかないため、アヴェムジカを紹介するのはしばらく先になります。ご了承ください。