こんにちは、またはこんばんは。今回はガルパの7周年を迎える前に思い出を振り返る話として、RAISE_A_SUILEN(読み:レイズアスイレン 略称:ラス RAS)についてお話したいと思います。


ラスはRoseliaとどっこいどっこいの非常に高い演奏技術を持つバンドで、ポピパとそのRoseliaに次ぐ第3のリアルバンドでもあります。バンド名の由来は『垂れ下がっていた簾(すだれ)を上げて、表舞台へと姿を表す』という意味から取っているようです。


メンバーは現時点で高校3年生が3人(内1人飛び級)と高校2年生が1人で中学生が1人です。


曲の傾向としては、オリジナル曲はとにかく演奏するのも歌うのもかなり苦労しそうなほど難しい曲が多いですね。カバー曲は「神っぽいな」や「脳漿炸裂ガール」、「ブリキノダンス」など、かなり難しい曲やBPMが高い曲、「DEPARTURES」や「恋しさとせつなさと心強さと」など、懐かしの曲が多い傾向です。


和奏レイ(CV:Raychell)

ポピパのたえの幼馴染であり、バンド内での愛称は「レイヤ」であるボーカル兼ベース担当ですね。高校3年生です。

高校2年生の時点で身長が172センチと結構高く、現時点で一番身長が高いキャラクターです。

幼い頃、ミュージックスクールに通っていました。おたえとはそこで出会いました。因みに有咲もそのミュージックスクールに通っていて、レイヤの存在は認識していました。

幼い頃は、自身の大人びた歌い方もあり、周りから浮いており、周りと距離を置かれていると感じていて、自身の大人びた歌い方にコンプレックスに感じていた節がありました。そんな時におたえと出会い、公園で過ごすようになりました。親の仕事の都合で引っ越しが決まり、ミュージックスクールに通えなくなった時には、「いつか一緒に音楽をやる」と約束し、共に『ナカナ イナ カナイ』を歌いました。(レイヤはこの出来事について「この時ほど引っ越しを恨んだことは無い」と当時の心境を吐露しています)

一時期名古屋に住んでいて、その関係で時々名古屋の方言が出る事があります。

素の状態のレイヤは蜂蜜入りのホットミルクやホットケーキやパフェのような甘い物が好きでブラックコーヒーのような苦いものやナマコが苦手なんですが、普段のバンドの時のイメージから、苦い物が好きなんだと誤解されがちなんですよね。実際、ゲーム内のイベントでおたえから「実はレイヤは甘い物好きなんだよ」という話を聞いたりみは「甘い物より苦い物が好きだと思っていたから意外」と言われていました。

朝日六花(CV:小原莉子)
普段はメガネを掛けて生活している、愛称は「ロック」のギター担当ですね。高校2年生です。

ポピパの大ファンであり、ポピパについて語りだすと語彙力が失われるほどのマシンガントークをお見舞いしてきます。

岐阜県出身で東京の高校に通うために上京しました。それ故か、時々岐阜県の方言が出ます。

「Galaxy」というライブハウスでバイトをしていたり、下宿先の銭湯でお掃除の手伝いをしています。

「ギター狂戦士(バーサーカー)」と呼ばれているほどギターの腕前はかなりのものです。

普段は眼鏡とシュシュを着けていて、臆病な性格なんですが、ギターを構えた瞬間、普段の彼女はどこへやら、同一人物とは思えないほど凛々しくてキリッとした、かっこいい表情になり、アニメ版で演奏含めて度肝を抜かれたという視聴者さんがチラホラと出てきたんだとか…。

佐藤ますき(CV:夏芽)
ぶっきらぼうで不良っぽい見た目と言動とは裏腹に、可愛い物が好きで幼稚園から大学まで一貫のお嬢様学校に通う、愛称が「マスキング」のドラム担当ですね。

身長が薫さんと同じく170センチと高いです。

実家はGalaxyのあるビルの地下一階に併設されている青果店です。

父親は元デスメタルバンドのドラマーで、幼い頃父親のその姿を見て憧れを持ち、自身もドラマーになりました。

ドラマーとしての腕前はかなり高く、演奏に夢中になると即興で高難易度のリズムの音を入れることから「狂犬」とも言われています。しかし、あまりにも難しすぎるドラム音を入れる事が多いのが仇になり、周りはついてこれない事が非常に多く、中々バンドのチームに入る事が出来ず、ずっとサポートのドラマーという立場でした。その為、仲間想いの性格という事もあり今のメンバーの事を大事に思っている上、他人のために涙を流せる優しさを持っています。

レイヤとは以前からの仕事仲間であり、たえに関する事で悩んでいたレイヤの相談に乗ったこともあります。

ドラムの実力は音楽業界でも知られているほどの実力で、同じくスタジオミュージシャンであった、パスパレの麻弥ちゃんにとっても憧れの存在の一人で、マスキング自身も麻弥の事を尊敬しています。特にマスキングが麻弥ちゃんに向ける尊敬の念は絶大なもので、彼女の前ではまるで舎弟のような態度になります。

鳰原令王那(CV:倉知玲鳳)
千葉県の中学校に通う、愛称が「パレオ」のキーボード担当です。曲によってはボーカルも務めます。

元々はエレクトーンを学んでいましたが、チュチュに誘われたのをきっかけにキーボードに転向しました。

彼女ほどチュチュとパスパレが大好きな人はいません。何故なら、ラスに入る前もといチュチュとパスパレに出会う前の彼女は目の前の世界が灰色に見えていました。しかし、最初にパスパレに出会い、目の前が綺麗なパステルカラーになりました。パスパレの曲をキーボードで弾いた動画を動画サイトに投稿をしたことでチュチュの目に留まり、チュチュは彼女をキーボード担当として「自分の所に来ないか」とスカウトされました。それがきっかけで目の前の世界が綺麗な虹色になりました。

パスパレのライブがある際は一番乗りしたり、髪をピンクと水色にしたり、時に薄めの黄緑と白にしたりと、パスパレの影響をかなり受けています。キーボードの腕前がかなり高い事も相まって存在感があり、イヴちゃんも彼女の存在を認知するほどです。

因みにラスのライブがある時は鍵盤のイメージから、黒と白のモノクロカラーとなっています。

ラスの時の一人称は「パレオ」で髪の毛は明るいですが、本来の彼女の髪の毛は黒髪で、眼鏡っ娘で普段の一人称は「私」であり、千葉県の中学校では周りに優等生として振る舞っていますが、隠れオタクで可愛いものが大好きです。

彼女の身長は162センチです。中学生という印象故忘れがちかもしれませんが、中学3年生の女性の平均身長は155センチ前後であることを考えると、162センチは高い方なんですよね。

珠出ちゆ(CV:紡木吏佐)
ラスの発起人であり、リーダーでもある、愛称が「チュチュ」のDJ担当ですね。

セロシアインターナショナルスクールという学校に通う、所謂帰国子女です。普段の成績が優秀なのか飛び級をしています。今は高校3年生です。

身長が140センチと結構低く、一番背が低いキャラクターです。

自信家で一切の妥協を許さない、プロ意識が高い面がある一方、基本的に自分の価値観でしか物事を認めようとしない傾向から我侭で態度が悪い面も目立ち、相手の心情も無視した歯に衣着せぬ言動も合わさった結果、相手に反感を与えてしまう事もやや多いのです…。(私、今は好きですが、最初はチュチュの事嫌いだったんですよね…。)しかし、マナーはちゃんとしっかり守っています。

アニメ版もといゲーム版に追加された当初、とある理由でRoselia…特にそのリーダー格である友希那さんのことを逆恨みに近い敵視という感情を抱いており、ラスが結成されたのはその感情を抱いたのがきっかけです。

第2期でRoseliaの主催ライブを観に行った際に、彼女たちの演奏に自身が探していたものを見つけ、友希那を直接スカウトしようとしますが、自分たちの実力と音楽でトップを目指す考えを持つ友希那から断られたことで、彼女達に勝つことに執着するようになり、本来の目的のほかに「Roseliaを潰す」ためにメンバーを探すことに。(友希那さんに対して逆恨みに近い敵視という感情を抱いている理由はこれ)

更に、アニメ版の第2期で当時ギターのサポートとして入っていたポピパのおたえが「サポートを抜けたい」と言い、ラスのメンバーとして引き抜こうとした彼女が自分の思いを話しても、ポピパのメンバーに直接接触しおたえをラスの正式メンバーに迎え入れる為に交渉するも、おたえ本人から直接断られた事も相まって、Roseliaだけでなく、ポピパに対しても悪感情に近いものを心に抱いていました。

…思えば、これがラスのメンバー間のトラブルに発展するきっかけになってしまったかも…。

アニメ版で登場した初期の頃、本人なりにメンバーの事を大切に思う気持ち自体はちゃんとあり、メンバーからの信頼自体もされてはいるものの、チュチュ自身はRASのメンバー達との関係を「自分の音楽が最強である事を示す為の手段」というビジネスライク的な物としか思っておらず、一度自分でスカウトしたロックに対して、「自分の期待通りでは無かった」という理由で即座に突き放す冷淡さを見せ、最も身近にいるパレオの事でさえ、彼女のプライベート等に関して無関心な様子も見られました。

その為、自身と対照的にメンバー同士の繋がりを深める事を求めていたレイヤ、マスキング、ロックとはかなりの温度差があり、更にメンバーに対して自らの考えを一方的に押し付けようとし、アニメ版の第3期の8話では自身の心無い発言によってパレオが失踪してしまったのが決定的となり、メンバーとの関係が拗れてしまう事に…。

第3期でバンドリの予選ライブでRoseliaに勝利し、ランキングも1位になっていた事で有頂天になっていました。しかし、元々ポピパのメンバーと交流を持っていたロックだけでなく、レイヤやマスキングからも、Roseliaやポピパといった他のバンドチームを潰す為にラスのライブを行おうとする事には疑問を抱かれており、彼女達が自分の思惑とは異なる形で他のバンドチームと色んな交流を深める行動に次第に苛立ちを募らせていきました。

そして、ランキングでRoseliaがいつの間にか逆転される形で追い抜かれ、前述の他のメンバーの交流の件も相まって、彼女は「他のライブハウスに殴り込みをかける形でバンドを行い、他のバンドチームを委縮させて出演を強制的に辞退させるという行為に出る為にメンバー全員のスケジュールも自らが管理し、他のバンドのメンバーの交流はおろか、バイトや個人的な用事すらも禁止にする」という(悪い意味で)小学生でもやらない、メンバーの心情を一切無視した横暴で過激な方針に転換しようとし、更に自分達のライブを「戦い」とまで称したのが原因でマスキングからは「器が小さすぎる。だからRoseliaに負けるんだよ。」と愛想を尽かされた上に指摘され、先行きに不安を抱いていたレイヤに対して「あんたRASとしての自覚あるの!?」と当たり散らした結果、止めようとしたマスキングにも自らのプロデューサーの立場を笠に着る態度まで取ったこともあり、完全に仲違いしてしまう事になってしまいました。

しかも、その状況の中で最後までそばにいてくれていたパレオに対しても「あんただけいてもしょうがないのよ!」とキレ散らかし、これによりメンバーの心はばらばらになってしまい、ラスの人気も落ちていくことに…。

そして…。再会したパレオに謝罪し、嬉し泣きする彼女に抱き着かれて和解しました。ポピパを始めとする他のバンドのメンバーとの交流によってレイヤ達が離れてしまう事を恐れていた事や、演奏の才能の無かった自身と対照的に演奏の才能や力を持っていた彼女達を尊敬している事実を打ち明け、彼女達からも自身の誕生日を祝う曲の演奏を聞かされた事で、ただ繋がっていただけだったメンバーとの仲も、より一層強く絆を深める事になりました。

ちなみにポピパに迷惑をかけた謝罪をRASのメンバー全員で行った後、嫌いだったお風呂(銭湯)にも、一緒に入っています。

勝ち気な性格は相変わらずですが、以前のような横暴且つ高飛車な態度は鳴りを潜め、武道館での決勝ライブに備えた走り込みに付き合わされて(しかも作中の時期では第3期の12話の時点で12月頃)有咲と共にヘトヘトになる一幕も。さらにマスキングからは「チュッチュー」といじられ始めています。

余談ですが…。バンドリのキャラクターの名字は東京に実在する地名、もしくは旧地名から採られていますが、RASのみはメンバー名に苗字が無く、本名についても苗字の由来が判然としていません。

今回は以上です。次はMyGO!についてお話したいと