こんにちは、またはこんばんは。今回はガルパの7周年を迎える前に思い出を振り返る話として、Morfonica(読み:モルフォニカ 略称:モニカ)についてお話したいと思います。


モニカは2020年3月にガルパで実装されたバンドです。キーボード担当がいないという点はハロハピと同様ですが、ハロハピと違うのは8バンド(現状未実装のアヴェムジカ含むのであれば9バンド)の中で唯一バイオリン担当がいるという点です。因みにその3ヶ月後に実装されたラスとは違い、アニメ発のバンドではなく、ゲーム発のバンドです。


バンドの名前の由来はモルフォ蝶、及びメタモルフォーゼ+シンフォニックから。


メンバーは全員「月ノ森女子学園」という所謂名門のお嬢様学校に通っていて、今はメンバー全員高校2年生です。


ポピパ、Roselia、RAISE A SUILENに次ぐ第4のリアルバンドでもあります。当時の反応についてはまた後述します。


曲の傾向としてはバイオリンの音も相まって幻想的な曲が多いです。


倉田ましろ(CV:進藤あまね)

大人しく控えめな性格のボーカル担当ですね。作詞も担当しています。

ましろ自身はごくごく普通で一般的な家庭の出身です。入学して間もない頃は「なんの取り柄もない自分」をコンプレックスに思っていたことも。

そんな中、友人であるつくしちゃんに誘われて観に行ったライブハウスの合同ミニライブで音楽に強く惹かれ、つくしちゃんや透子ちゃんと共にバンドを組むことになりました。

バンドを組んでからも何かとネガティブで後ろ向きな性格で人見知りする方でもあり、他人とコミュニケーションを取ることもあまり得意ではないです。自己評価が低く臆病で逃げ腰、やたらと嫌いな食べ物が多いなど、良くも悪くも思春期の子供っぽさが残るキャラクターです。(因みにほうれん草やグリンピース、にんじんやピーマンなど、子供が苦手な食べ物は大体苦手です。)

自信のない自分に劣等感を抱いており、バンド活動を通じて自信を持てるように変わりたいと思っています。

詳しい家族構成については不明ですが、本人の発言から一人っ子であることが判明しています。

桐ヶ谷透子(CV:直田姫奈)
学校でもSNSでもすぐに周りに人が集まる所謂人気者のギター担当ですね。

所謂ギャルで明るくカラッとした性格ですが、行き当たりばったりで行動するため周りの人達を振り回すこともしばしばあります。

そんな彼女ですが、実は家は歴史のある呉服屋さんなんですよね。服飾系の知り合いが多く、趣味でブランドを作っています。そのためか、バンドの衣装を作ったりしています。因みにAfterglowのボーカル&ギター担当の蘭ちゃんとは、幼い頃邂逅しており、彼女の存在感や性格により、蘭ちゃんはずっと彼女の事を覚えてました。しかし、当の本人は高校に上がった後、蘭ちゃんに言われるまで、幼い頃どの子が蘭ちゃんだったが、覚えていませんでした。

広町七深(CV:西尾夕香)
「普通」に憧れている癖のある食べ物が好きなベース担当です。

身長は157センチです。日本人女性の平均身長は157センチ〜158センチと言われており、彼女は平均身長ですね。

普通や青春に憧れているちょっと変わった女の子です。自分が「どこかズレている」と思っており、そのことを気にしていて、周りに溶け込もうと本当の自分を隠して生活しています。自分の才能についてどこかコンプレックスに思っている節があります。

テストの平均点をぴったり取ったりなど、モニカのメンバーを驚かす事をやっており、本人は「たまたまだよ〜」と誤魔化していて、自分の才能を隠しているシーンが度々描かれております。しかしそれについて、ゲーム内のイベント等で瑠唯さんに指摘されている場面もあります。

普通に憧れている理由は、どうやら中等部の頃のトラウマが関係しているようで…?

「……だって、普通じゃないと友達出来ないから……。」「目立たないくらいでいい。普通の青春でちょうどいいよ」

上記の台詞は2021年7月に開催されたモニカのイベントにて、彼女が「普通」に憧れている理由について明かされた際に発した台詞です。彼女は、中等部の頃天才であることが周りに知られている状態でした。彼女の普段の成績はかなり優秀で、当時は面識の無かった瑠唯さんも彼女の存在を認識するほどです。

ある日絵のコンテストがあり、それに応募して絵を書いてそれを応募先に送ったところ、なんと彼女が心を込めて描いたその絵が金賞を獲りました。彼女はもちろん喜んでいました。しかし、周囲の友人達からの反応は微妙であり、「…やっぱり、七深ちゃんって、どこか変わってるよね…。」、「アタシ達とは全然違う…。」と冷ややかであまり祝ってくれませんでした。「自分が普通じゃないからみんなが自分の事を避けているんだ。だから祝ってくれないんだ」と深く傷付き、「自分が普通だったら楽しい青春を送れていたんだ」と考えるようになった彼女はその出来事以降自分の才能を隠すようになりました。凡人を求めていた理由はこのトラウマにあるそうです。

奇しくも、これは「なんの取り柄もない自分」や「周囲の人と比べると平凡」という点をコンプレックスに思っていて、「特別」を求めていたましろちゃんと対になっているんですよね。

しかし、上記の彼女が心を込めて描いた絵はまだアトリエに保管しており、その絵を見たましろちゃんやつくしちゃんは綺麗な絵だと褒められました。そして、瑠唯さんから中等部の頃に七深ちゃんが絵のコンテストで金賞を獲った絵だと説明。彼女は中等部の頃のトラウマが蘇り、冷ややかな反応をされるのを覚悟していました。しかし、二人の反応はその氷のような冷ややかな反応とは真逆の、春の太陽のように暖かな反応だったのです。

この出来事により自信を取り戻しました。

二葉つくし(CV:mika)
モニカのリーダーであり、学業とバンド活動だけでなく羽沢珈琲店でバイトしているドラム担当ですね。

小学生だと言われてもおかしくない容姿をしているという定評があるキャラクターです。妹が二人います。因みにどちらもつくしちゃんにかなり似ているようです。

頑張り屋さんでしっかり者…なんですが、ドジでちょっと抜けているところもちらほら見られます。もっと頼りになる人を目指して奮闘中です。

身長は150センチとやや低め?でエイプリルフールで本当は高校生なのに「自分は本当は小学生だ」と嘘を吐いたら何故か周りは納得したり、瑠唯さんと街を歩いていたら瑠唯さんが演劇部関係の人に白雪姫役をやってくれないかとオファーが入りましたが、それに対しつくしちゃんは小人役としてオファーされそうになったり、その瑠唯さんとファーストフード店に一緒に入ったら店員さんに瑠唯さんの妹だと思われ、更に上述のように小学生だと言われてもおかしくない程顔の雰囲気に幼さがあるせいでお子様セットを勧められた事がありました。(後者に関しては親子と言われても違和感ない可能性も…)

羽沢珈琲店でアルバイトをし始めた頃、注文の品を間違えたり、棚が高すぎて物が取れず取れたとしてもその物を落としそうになったり等ミスが多く見られました。(まあ、初めてのことならミスをしても何らおかしくはないですが…。)時間になって閉店した後落ち込んでいたつくしちゃんに「99%の『大きな出来ない』からやろうとするのではなく、1%の『小さな出来る』からコツコツとやっていくと良い」とつぐみちゃんからアドバイスされ、それにより励まされました。

八潮瑠唯(CV:Ayasa)
担当声優さんがガチのロックバイオリニストで作中で唯一のバイオリン担当ですね。作曲も担当しています。

学年トップの成績をキープする才媛です。

美咲ちゃん以上のドライな性格で常にトップに立つことを目標にしています。「無意味なものだから」という理由で一度音楽を捨てたと話していましたが、モニカのメンバーの行動を見て何か思う所があったのか、結局は音楽の世界に戻ってきました。

高校1年生の時点で身長が169センチとかなり高く、大人びた雰囲気であることも相まって、成人女性に見えることも…。

Roseliaのピアノ担当である白金燐子とは、幼馴染です。2021年4月に開催されたイベントで判明しました。

白玉ぜんざいが好物で味が濃いものは苦手と素朴な一面もあります。


余談ですが…。モニカがゲーム版で実装された当初、活動初期のリアルバンドの方は、コロナ渦という当時の情勢でデビューイベントが中止になって空白期間が生じたこと、さらには同時期にRAISE A SUILENというRoseliaとどっこいどっこいの非常に高い演奏技術を持つバンドが登場し、第2期のアニメ版でかなり評価が高かったことやガルパの3周年というタイミングで突然実装された事や、モニカの担当声優さん達の演技力があまり高くないという意見もあって、結成当初は一部のバンドリーマーから「何故ラスではなくモニカが先にガルパに登場するんだ」といった不満や不評を買い、特に当時高校1年生だったボーカルの進藤あまねさんに対して心無い誹謗中傷が集中してしまい、運営さんから注意喚起が出される事態になりました。そういった事も相まってお世辞にも良いスタートを切れたとは言い難い状況にありました。ポピパの成長を知っている古参ファンなどは、将来に期待して見守っていました。そして…。批判の声を吹き飛ばす勢いで、ライブを重ねる度に本人達の実力が急上昇しており、期待していたファンからは驚きの声が上がり、初期に批判や無視していた人物からも手のひら返しして評価する声も現在進行系で増えてきています。

今回は以上です。次回はレイズアスイレン編です。