こんにちは、またはこんばんは。今回はバンドリの7周年を迎える前に思い出を振り返る話として、ハロー、ハッピーワールド!についてお話したいと思います。


ハロー、ハッピーワールド(略称:ハロハピ)は「世界を笑顔に!」がコンセプトのバンドです。ガルバで実装されているバンドの中で唯一バンド名がカタカナ表記です。「キーボード担当がいない」という意味では2020年の3月にモルフォニカが実装されるまで、「DJ担当がいる」という意味では同年の6月にレイズアスイレンが実装されるまで、「キーボード担当がいない代わりにDJがいる」唯一のバンドでした。


メンバーは現時点(2024年)で高校3年生が3人と大学生2人です。


曲の傾向としては、とにかく明るい雰囲気の曲が多いですね。あと、曲の歌詞に「笑顔」もしくは「スマイル」が入っている曲が多いというのも特徴ですね。カバー曲はアニソンやVOCALOID楽曲、王道のロックチューンや所謂電波曲、アイドルソングに涙腺に来るバラード、EDMと結構幅が広いです。あと、曲の歌詞に「こころ」または「ハート」が入っている曲が多いですね。


ワタクシ、一番好きなバンドがハロハピなんですよね。


弦巻こころ(CV:伊藤美来)

超が付くほどとんでもなく裕福で大富豪の一人娘のボーカル担当ですね。高校3年生です。

好奇心旺盛でいつも目をキラキラさせており、無邪気で自由奔放・天衣無縫な性格である反面、メンバーのことをよく見ており、人の性格や本質を捉えることに長けています。

初期の頃は美咲ちゃんとはやや折り合いが悪いシーンが描かれていました。その頃のこころちゃんは美咲ちゃんの事は「仲間」と認識してはいたものの、名前を記憶することができず、ミッシェルの付き人という雑な呼び方でした。

しかし、美咲ちゃんがメンバーに感化されて徐々に本心を表すようになってからは関係が大幅に改善され、今は相棒と呼ぶに相応しいほどの頑丈な絆で結ばれています。

瀬田薫(CV:田所あずさ)
かつては羽丘女子学園の王子と呼ばれていた、演技の得意な大学生のギター担当ですね。大学生です。ワタクシ、一番好きなキャラクターなのが薫さんなんですよね。お恥ずかしいことに、ガルパをやり始めた頃、薫さんのこと男性だと思ってました…。

身長は170センチと高く、2020年の6月にレイズアスイレンのレイヤがゲーム内で登場するまで一番背の高いキャラクターでした。

2020年3月にモルフォニカのましろが、2023年9月にMyGO!!!!!の楽奈がガルパに登場するまでは唯一の2月生まれでした。

パスパレの千聖とは幼馴染なんですが、とある理由で千聖は薫に対して冷めた態度を取っています。これについては後述します。

「儚い」が口癖で常に演劇のような話し方で色んな人と接しています。奇抜な言動が目立つ一面があります。

哲学書や詩集を好んでよく読んでいます。シェイクスピアが特に好きと言っていて、それ故かパスパレの麻弥ちゃんから「『エクセレント』という言葉はシェイクスピアが広めた」という情報を聞いた時は会話にエクセレントという言葉を早速使っていました。更にシェイクスピアを始め、様々な偉人の名言や格言をよく言う事が多いです。…しかし、意味について等はちゃんと呑みこんでいるわけではなく、「儚い」についてもその格言の意味についても理解して言っているのか非常に怪しいところも…。

「演じることが楽しい」と感じているようで、薫に言わせればあらゆる場所は舞台そのもののようです。キャラ作りとして、ぶどうジュース、ザッハトルテ、ヴィッシソワーズが好きと言っていますが、実際に好きなのは雑煮と素朴な一面があります。

小学生の頃は今の性格とは正反対で、臆病な性格だったのですが、幼馴染である千聖と別の中高一貫学校に進学して羽丘女子学園に通い始めた頃に、臆病な性格の自分を変える為に演劇部に所属した結果、王子様の様な今の性格になったそうです。

千聖が今の薫さんのキャラクターを気に入ってなく、辛辣で冷たい態度を取っていますが、幼い頃、周囲からのギャップで悩み、苦しんでいた時に自分を守ってくれた事があり、その点には深く感謝をしています。それに、千聖がいなかったらハロハピの第2章のイベントで美咲ちゃんがあることに悩んでて、その美咲ちゃんから「望んでない役で評価されたら微妙な気持ちになったりしない?評価してほしいのはそっちじゃないっていうか……」と質問された際、薫さんの「人からのイメージと素の自分とのギャップに悩む人もいるね。古い友人もそれで悩んでいたよ。けれど、私はどんな役も嫌だと思ったことはないかな?どんな自分も自分。望まない姿を求められても、それが誰かを幸せにしているならそれは愛すべき自分であり、胸を張れる自分だよ」という名言が生まれなかったかもしれないですしね。

北沢はぐみ(CV:吉田有里)
運動神経抜群なベース担当です。お兄さんがいます。高校3年生です。

いつも明るく活発で感受性が豊かな性格で、純粋な心を持っています。地元のソフトボールチームのエースでキャプテンです。

ややボーイッシュな見た目であり、親から「長女だから女の子らしく」と言われている事もあって本人はそのボーイッシュな見た目であることをコンプレックスに思っている節があります。しかし、こころちゃんや美咲ちゃんからはそういった面も含めて「実は一番女の子っぽいのでは?」と評価されています。

ポピパの香澄とは「元」ですが幼馴染です。しかし、小学生に上がって以降しばらく会っていなかった為か、同じ高校に進学した当初はお互いしばらく気付かなかった模様です。

上記の通りお兄さんがいて、楽器はそのお兄さんに教えてもらったそうです。実ははぐみちゃんには初期の頃はお兄さんだけでなく、お姉さんもいました。しかし、下記の写真のように「姉がいるはずなのに自分の事を『長女』と発言している」という矛盾が発生してしまい、現在は「はぐみって兄ちゃんがいるからさー」という台詞に変わっています。





松原花音(CV:豊田萌絵)
クラゲが大好きなドラム担当ですね。大学生です。

一人っ子と思われていましたが、アニメ版で弟がいることが判明しました。

内気でオドオドしていて少し引っ込み思案で少々ドジな性格です。頼み事を断るのが苦手で突然の出来事等に巻き込まれやすいタイプでもあります。その一方で「ビクビクする事には慣れていていざという時頼りになるし、ハロハピの中で一番肝が座っているのは彼女」と評価されています。

実はハロハピのメンバーの中で唯一ミッシェルの正体は美咲ちゃんである事を知っているキャラクターです。

かなりの方向音痴であり、ゲーム版でもアニメ版でも道に迷うシーンがよく見られます。その際はいつも同じバンドメンバーのはぐみちゃんや美咲ちゃんが助けます。大学に上がった後、「車の免許を取りたい」と言ったら周りに驚かれ、美咲ちゃんに「車の免許取るのはもう少し後にしましょう…」とまで言われる始末です。

元々ドラムを続けるのを諦めてドラムを捨てようとしましたが、偶然そばを通りかかったこころちゃんに無理やり加入させられたという経緯があります。しかし、カードのメモリアル等で心の何処かではまだドラムを続けたかった自分もいると話しているシーンもあります。

奥沢美咲/ミッシェル(CV:黒沢ともよ)

上の写真が美咲ちゃんで下の写真がミッシェルです。DJ担当ですね。高校3年生です。沙綾ちゃんと同様、妹と弟がいます。

2020年の6月にレイズアスイレンのチュチュがガルパに登場するまで、唯一のDJ担当のキャラクターでした。

少々ドライな性格でいつも冷静なツッコミをするのが特徴ですね。

高校3年生に上がってからは花咲川女子学園の生徒会長になりました。

こころちゃん、はぐみちゃん、薫さんの3人にはミッシェルの正体は美咲ちゃんであることを説明しても分かってもらえませんでした。そのため、3人は「バンドメンバーは6人」という認識を持っています。

ミッシェルというキグルミを着て風船配りするというバイトをしている時に、その場面をこころちゃんに目撃され、こころちゃんからバンドに入らないかと声を掛けられ最初は断っていたのにもかかわらず無理やり加入させられ、DJになったという経緯があります。なんだかんだ馴染んでいます。

こころちゃんからは、「とっても心配性で、いつも自分を守ってる」「すっごく好きなことなのに諦めてしまう」という本質であることを指摘されています。趣味として挙げられている羊毛フェルトは本当は妹だけではなく美咲も好きなのに自分には恥ずかしい、似合わないと思って妹にプレゼントしているそうな…。ここでも指摘された本質がかなり出ています。

第2章のイベントで彼女にとって最大の壁にぶち当たってしまいます。はぐみが幼い頃よく来ていたという遊園地にメンバーと遊びに行ったのだが、その遊園地はスタッフさん以外の人があまりおらず、閉園寸前になってしまい、立て直すためにハロハピのメンバーは奮闘する、という内容なんですが、その中でこころ、薫、はぐみ、花音の四人が「美咲にいつも頼りっぱなしで今回も彼女だけに仕事を任せるのは良くないから、今回は自分達も仕事をしよう」と会話して実際に分担して仕事をするというシーンがあるのですが、その気遣いが却って仇になってしまいました。その行動で美咲ちゃんのやることが無くなってしまい、「自分の存在価値はミッシェルしかないんじゃないか?自分がいなくてもハロハピは大丈夫なんじゃないか?」と思うようになってしまいます。そんな矢先にハロハピ会議の場で「その話、あたしいるのかな?」と無意識に失言。それ以降、メンバーから距離を置くようになってしまいました。

公園で薫さんと会い、薫さんの項目(?)の通り、会話をしてその場から去りました。

その後、ハロハピの集まりに躊躇い、悩んでいる彼女をこころちゃんは説得しようと遊園地での楽しい事を次々と挙げましたが、それが仇になって彼女を刺激して怒らせてしまい、美咲は教室を飛び出してしまいます。

教室でただ一人佇む美咲にもう一度説得すると決意したこころちゃんは、彼女のもとに再び向かいました。彼女は「最高に後ろ向き」と発言していましたが、こころちゃんはこの発言を「美咲ちゃんはハロハピにいる意味を見つけたいんだ」と解釈し、とても前向きだと彼女を諭します。

続き、こころちゃんはハロハピのみんなが居てくれたから笑顔になれた事、これまで美咲が自身を含めたみんなを笑顔にしてくれていた色々な出来事を語りだします。しかし、それはあくまでも「自分でやって笑顔にさせた」というより「ミッシェルという頼れるマスコットキャラクターがやったこと」、「どれも大した事をしていない」と否定しましたが、こころちゃんから「美咲からもらった笑顔の大きさはもらった私達が決めるわ」と断言されます。確かに今まではミッシェルがやった事かもしれません。ですが、こころちゃん達からしたら、そういうのは関係なく、美咲ちゃんからもらった笑顔はどれだけ大きいものか、決めるのは貰った人達です。

そして、その手に余る程の大きさを表す為に校庭に出てまで、表そうとする彼女の行動に美咲ちゃんは大笑いしました。この時、美咲ちゃんは「自分もみんなを笑顔にできていた事、曲作りやみんなのフォローをすることだけじゃなかった事」を心の中で気付きます。それに気づかせてくれたこころちゃんに「ありがとう、こころ」と一言、礼を言いました。

こういった経緯もあり、こころちゃんとの関係は切っても切れない状態であり、この二人の絆は、どんなに鋭い刃を持っていても切れません。

長くなってしまいましたね…。大変申し訳ございません。今回は以上です。次はモルフォニカ編です。