大学職員の社会的役割り。 | MEYの観察日誌

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そして、その行動。

【概要】
  • 学生および研究員が教育・研究を潤滑にするための業務を行う
  • 教員の指示・決定・判断に従い、実務業務を行う

【職員の特徴・傾向】
  • 極めて保守的であり、ワークフロー を積極的に改善しようとする職員は少数派
  • 出身大学や最初に採用された機関による派閥が存在する
  • 職位や部門を利用し、 上から押さえつけるように会話する職員も多い
  • 出世を望まず、管理職を避け、実務業務に留まりたいと 思っている職員も存在する
  • 公務員時代のように毎日定時に退社する職員と、残業・早出をする職員の2種類に分かれる

【人事に関して】
  • 技術職と事務職では異動(昇給)サ イクルが異なる
  • 事務職:3年サイクル
  • 技術職:5年サイクル?
    (シ ステム機器リプレイス期間との影響が大)
  • 飲みニュケーションは重要な情報源
  • 職員は教員のアイデア を実現させる足回りの軽さで評価が上がり抜擢される事がある
  • 気に入られた人は、異動した元上司から お呼びがかかる
    (後追いで、時期を半期ほど遅らせて異動)
  • 一度 大きなミス(長期休職など)をした人は、最後まで人事上の記録に残り影響する
  • 人事キャリアパスには2種類存在する
  • 学 内で採用した、いわゆる生え抜き
    (国立大学法人化された後は特に学内での人材育成に力を入れる)
  • 国 内の学術機関を転々と異動させられる、いわゆる外回り
    (人事権は主に霞ヶ関)
  • 人 脈や根回しが上手な職員は、定年間際や定年後、比較的忙しくないポストが与えられる

【余談】
  • 縁談は職場結婚が多く、非常勤職員や派遣職員の女性との結婚されるケースがある
  • 国立大学法人化に伴い、教員への業務負荷が高まったため、日本国内での科学研究論文が減少したといわれている