今日はミューズクリエーションで「New Ark Mission of India」の視察
ここは1997年にオートリキシャーのドライバーだったラジャさんという男性が立ち上げた慈善団体
路上で瀕死の状態の人たちを自宅に引き取り面倒を見始めたのが始まりですって。
(こちらはGoogle mapに載ってた写真)
入ってすぐの中庭。
入り口にあった看板( 石板?)
最初にこの事務所の中で活動ビデオを観たけど。
道路に骨と皮だけになって横たわる人を引き取ったり、腕や手が壊死して骨が出てる状態の人の治療をしたり、身体中の腐ったところからウジ虫が蠢いてる人とか…
ホラームービーか
私たちは女性の棟を観たけど、目がなかったり手や足が不自由そうな人たちが多そうだ…
収容されてる人たちのごはん作り。ライスとサンバル(インドの味噌汁にあたるもの、味はカレー)だと
病気の人たちかな?
明るくて清潔そうに見える部屋。
亡くなるときはせめてベッドの上で死なせてあげたいというのが創立者の思い
この施設は資金面で非常に問題があって、海外からの寄付金で運営していたところ、海外からの送金に政府がストップをかけたらしく運営資金の7〜80%が入って来なくなってしまったという…
確かに調理場の野菜の棚はからっぽだった…
創立者の体調も悪いそうだ…
私が
「ここに収容されている人たちは何かしら外で仕事をして稼いで来ないんですか?」
と聞いたら、
80%以上が精神疾患で働ける状況じゃないんだと。
路上生活に至るまで、路上生活になってからも過酷過ぎて精神に異常をきたすそう
もともと貧しい人ばかりでもなく、自分たちとここにいる人たちとは紙一重だと思ったりもする。
犬は出入り自由🆓
こういう環境はどこにでもあって、慈善団体もたくさんある。もちろん日本にも。
だから何からしたらいいのか、どこから手をつけたらいいのか…
美穂さん(ミューズクリエーションの代表)に聞いたら、自分が関わった団体から始めたらいいと。
自分の誕生日に食べものを持って来てもいいし、毎月100ルピーでもいい。何人かの1食分になるから。
選挙と同じで、自分の1票なんて入れても入れなくても何も変わらないだろうと思う。でも1票を投じるのと行かないのとでは全然違うと。
確かにそうだ
インドは便利でスマホですぐに送金も出来る。
私は毎月同じ日に少額でも送金してみようと決めた。
できるところからやってみる