前の記事(バセドウ病確定①)の続きです。
 

内科の先生も女性でした。

ちょっと若い、優しそうな先生です。
 
まず現状についての説明を受けました。
 
・FT3、FT4という甲状腺ホルモンの値が基準値を超えている→甲状腺機能亢進症
 
・TSH(甲状腺刺激ホルモン)が検出できないほど少ない→甲状腺ホルモンが過剰に作られているから、TSHは不要と脳下垂体が判断している
 
・甲状腺機能亢進症になる原因は3つ
  ①バセドウ病 (いちばん多い)
  ②無痛性甲状腺炎
  ③甲状腺腫瘍
  →私は採血結果から②ではないだろう。③については次回エコー検査で除外診断する。追加採血で抗体(TRAb)の値を見てからの確定になるが多分①のバセドウ病でしょう、とのこと。
 
・バセドウ病の治療法は3つ
  ①抗甲状腺薬の内服
  ②手術
  ③アイソトープ
  →①が一般的。2年ほどの内服で約半数の人が寛解状態になるが再発も多い。薬でコントロールできない人、副作用の強い人は②か③になる。
 
・抗甲状腺薬の副作用について
   服用開始後2〜3ヶ月は副作用が起きやすい。重い副作用としては肝機能障害や無顆粒球症など。特に無顆粒球症は白血球の中の好中球がいきなり激減して免疫力がなくなり放置すると命の危険があるため注意が必要。
   そのため服薬開始2ヶ月までは2週間ごとに血液検査のため通院が必要
 
・日常生活の注意
  ①海藻類を異常に摂りすぎない(常識の範囲内なら大丈夫)
  ②イソジンでうがいをしない
  ③禁煙(家族にも禁煙してもらう)
 
私は白血球が少なめ(正常値4000〜9000のところ3200)だったので、用心のためメルカゾール5mgを1日3錠(朝、昼、夕)からのスタートです。
 
メルカゾールは多ければ多いほど副作用が出やすいので少なめで始めるということでした。
 
併せて動悸を抑える薬(ビソプロロールフマル酸塩2.5mg)も1日1錠出ました。
 
ちなみにこの日の心拍数は108。
病院で測ってるからちょっと高い。
家で測ると(手で脈を取る原始的な方法)だいたい100くらいでした。