お互いの休みが一向に合う気配がなく、
もう合わせないと、会うことは出来ないかもね。
と話し合っていた矢先。それは突然合い出しました。
2022年08月22日
出会ってから約6年。
『会いたい』
その願いが叶いました。
それでも、順調にその日を迎えたわけでもなく
その日までに、大きな壁がいくつもあって
本来なら『会える』事に、期待いっぱいで、その日を迎えるらえるはずなのに。
このまま、この状態のまま、会っていいのか、
どんな顔して会えばいいのか、
前日、夜遅くまで話した電話。
不安と期待・・・。
そして、いつもの挨拶
『いい夢見てね、また明日。おやすみ』
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迎えた、当日。
家のことを片付けて、
私は、あの子の元へ。
ナビをセットし、LINEを送る『今から向かうね』
運転中
段々と縮まる距離を見て何度も泣きそうになりながら。
嬉しいのか。
極度に緊張しているのか。
過去世の自分が、なにかで、泣いているのか。
この、涙が溢れてくる理由は分からない。
そして、県境。
今、同じ県内に居るよ。君が生まれ、過ごした県に
この景色を、一緒にみたい。
動く、あの子が見たい。
どんな顔で笑うのか、どう話すのか。
私は、泣かずに会えるのか
出来れば、笑って会いたい
―続く