文在寅大統領と金正恩の南北首脳会談をご覧になっただろうか。
まるで映画のワンシーンのような、凝りに凝った「和平演出」が施されていた。
二人で歩き、二人で国境線を越しあい、子供たちをハグし、光さす橋の上で談笑し、冷麺のお土産の話をあの金正恩がして。
なぜここまでしたのか?
目前に迫っていた米朝核戦争危機の回避のためです。
「絶対に戦争を起こさせない、アジアを中東のようにはさせない」という明確な意思表示です。
https://newshonyaku.amebaownd.com/posts/2739547
リンゼイ・グラハム上院議員(共和党-SC)によると、トランプ大統領は、北朝鮮の弾道ミサイル計画と北朝鮮そのものを破壊する軍事的選択肢を持っている。
https://toyokeizai.net/articles/-/199370?page=2
軍事衝突が起こったときの被害想定は、通常の核ミサイルがソウルや東京に落ちた場合、それぞれの死者は「ソウルで最大約116万人」「東京で最大約95万人」。北朝鮮が9月に実験したような水爆が落ちる場合の死者は、「ソウルで最大約203万人」「東京で最大約180万人」に達する、という実に恐ろしい内容だった。
米国内ではこうした被害想定が出ているだけに、グラハム上院議員に対して、CNNのアンカーは、もし戦争になれば、韓国や日本などの北東アジア地域で100万人規模の犠牲が出かねないと質していた。これに対し、グラハム氏は、北東アジア地域と米国のどちらかを選ばなければならなければ、「トランプ大統領は、(北東アジア)地域よりも、米国を選ぶ」との見方を示した。
上記にあるように、トランプは「日韓を犠牲にしてでも米本土照準ミサイルが完成する前に北朝鮮と戦争する!」と言っていたのです!!!
このブログ内の参考記事
「もし朝鮮戦争になれば、韓国や日本などの北東アジア地域で100万人規模の犠牲が出かねない
いやあおっそろしいですねえ。
ってこれ、実はトランプは南北朝鮮にさっさと統一して緊張状態を終わらせてもらいたいから、わざとけしかけたのだと思われる。
上のリンクでは「外交的に解決しろ」とも言ってる。
(トランプは実は米国戦争屋と立場が違い、アメリカを「世界の警察官」から引退させたい人なのでは)
空気を読める男、ムンはトランプの「米朝戦争直前」ボールを見事にキャッチした。
見事にキャッチして、トランプの「米朝戦争すっぞ!」にはっきりと明確な「NO」を突きつけた。
そのために平昌五輪から南北首脳会談と、感情に訴えかける情緒的和平空気を世界に配信した。
こういう空気に、人民は弱い。
特に米国人あたりが弱い。
米国内の「米朝戦争やっちまおうぜ」派を黙らせる効果がある。
で米国人の感動屋さんで正義感なところを呼び覚ます
トランプはこんなツイートを昨日した。
「朝鮮戦争、終結へ! アメリカよ、そして全ての偉大なるアメリカ国民たちよ、 今朝鮮半島で起きていることを誇るがいい!!」
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/989820401596366849
すんげえ手のひら返しw
「ノーベル賞を俺にくれ」と言わんばかりのトランプw
正義に飢えていたアメリカ人に、正義のヒーローアメリカという餌をぶら下げたトランプ。
リトルロケットマン言ってた時からグルだったんじゃねえの!?(笑)
って疑いたくなりますねえw
ムンはトランプの「米朝戦争直前」ボールを見事にキャッチした。
見事にキャッチして、トランプの「米朝戦争すっぞ!」にはっきりと明確な「NO」を突きつけた。
トランプはおそらくこの「NO」を待っていた。
ムン、空気の読める男。
しかし安倍さんねー。
米朝戦争を回避するために、ムンは五輪に南北首脳会談に必死の和平アピールをした。
一方で日本の首相は何をしてくれたの?
米朝戦争勃発時の日本の被害想定すら示さず、早く戦争したがってるようにしか見えなかった。
南スーダンに自衛隊を留め置いたのと同じ、彼は命を平気で犠牲にできる。
今回はトランプの「和平のためのあえての脅し」だった可能性が高いのでそれでも大丈夫でしたが、
もしトランプがガチで戦争したがっていたとしたら、まあ大変な大将ですよ安倍さん。
まるで人民を守る気がないっていう。
隣の核保有国との戦争危機に嬉々としちゃうって狂人かよ!
あと上の記事で「中国、韓国、日本に対して言いたいのは」という呼びかけをしてるんだけど、トランプとしては三国で一緒になってこんな感じの和平的空気を情緒的に盛り上げて欲しかったのかもしれなくない?
ムンががっつりキャッチしたボールを日本はキャッチ出来なかった感。
まあ日本は別に蚊帳の外でokな事案っちゃそうなんですけども、トランプの空気ちゃんと読めてるのかなあ安倍さん??
外交大丈夫なのかなあ今後
って不安になる。
↓さてこちら陰謀論的サイトですがなかなか面白いよ。