筒井康隆さん、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」

 

上記の記事ではモザイクかかってますが、実際の発言はこれです。

 

長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった。あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう。

 

 

私は筒井康隆氏の小説を読んだことないので意図はわからないが、そもそもインターネットという万人平等社会においては、氏の過去の作品の特徴とかは、どうでもいい。

発言者がどんな人物だろうと、発言のみが一人歩きし吟味されるものなのである。

 

で先に書いたように、意図はわからない。

わからないが思ったことがある。

 

「こういうこと、ネトウヨは絶対言わないなあ」

 

ということである。

 

このツイート的な文言は、ネトウヨがずっと避けてきた煽り方である。

 

ネトウヨは慰安婦に「金目的の売春婦」と罵っても、例えば「また占領して女達を慰安婦にしてやる」とかの煽りは決してしない。

「韓国女は皆、日本人の慰安婦だ」とか「お前の女を俺の慰安婦にしてやろうか?」とか。

極右の差別主義者ならば、いかにもそういう類のことも言いそうなものだが、言わない。

 

ネトウヨは基本、偽悪的で日本人らしさに欠けるが、この一点には、日本人らしさが垣間見えるのである。(あるいはそれは「戦後日本人」らしさなのかもしれないが)

 

韓国人の中にはおそらく、こうあってほしい理想的「悪の日本人像」というのがある。


それは「慰安婦?金目的の売春婦でしょ」っていう冷ややかで斜めな「悪の日本人」ではなく、
「また占領して女共を慰安婦にしてやる」っていうギラギラオラオラした「悪の日本人」だろう。


筒井氏の意図はともかく、筒井氏は韓国人にとっての理想的な悪の日本人を、見事に体現したと思う。

 

 

 

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