http://news.infoseek.co.jp/article/09kyodo2015020901002050
 【ニューデリー共同】インド西部ジャイプール近郊ドゥドゥの警察署当局者は9日、旅行中の日本人女性(20)が8日夜にレイプ被害に遭ったと明らかにした。容疑者は単独犯で逃走中。警察が行方を追っている。在インド日本大使館は「事実関係を調査中」としている。

 警察当局者によると、女性は8日、ジャイプールで旅行ガイドを装った容疑者の男と知り合い、複数の観光地を訪れた。その後、男にホテルに送ると言われ、バイクで約60キロ離れたドゥドゥ付近の村に連れて行かれ、被害に遭ったという。

 インドでは1月、20代前半の日本人女性が長期間監禁され、性的暴行を受けた事件があった。



「なんで見ず知らずのガイドにホイホイついていくの?
それはバカ女が悪い、まったく同情できない、バカビッチ女ざまああああああああああ」

的なネット世論を見受けますので(すっごく日本人ですね!)、インドでバックパッカー旅行したことのある私が解説。

インドの個人ガイド営業はしつこいです。

勝手に横にへばりついて説明をし出してしてストーカーのようについてくる。

「ガイドやるよ雇ってよ!」と。

あまりのしつこさと押しの強さに根負けして「じゃあお願いするよ」となる白人や日本人は、多い。

インドにおいて個人ガイドにお願いしちゃう、というのはわりと日常光景だったりします。

そしてほとんどの個人ガイドは、単なるお金稼ぎの普通のインド人です。
(まあぼったくりやら自分がマージンもらえる店やホテルに勝手に連れて行くやら、びっくりするトラブルは山盛りありますけど、それらはインドだと「普通」の範疇です。参考

「魂の殺害」と言われる程の壮絶な被害にあった被害女性を、平気で叩くのはおやめんしゃい。

と、おばちゃんは思うわけ。

以下、在インド日本大使館のサイトより引用。
このように注意書きが書かれるほど、現地ガイドはインドにおいては一般的で、依頼する旅行者もよくいるのです。
「現地ガイドを雇う」という行為はインド旅行においては、決してものすごく突拍子もないありえない行動というわけでは、ありません。

レイプ被害者を叩く言論は、セカンドレイプに他なりません。
醜いです。

http://www.in.emb-japan.go.jp/Japanese/ConsularSection/Consular_Section08_21.html
悪質なガイドに注意する

タージ・マハル等のあるアグラにおいて「日本語観光ガイド」と自称する悪質なインド人による被害の報告も後を絶ちません。
・ 断っているにもかかわらず、強引に大理石屋や宝石屋等に案内する。
・ 本来のガイド料とは別に高額なチップを要求する。
・ 観光スポットの入場料をゴマかす。
・ 「日本語ガイド」とは名ばかりで、観光スポットでは肝心な説明が英語になる。
・ 女性に対しては、ガイド中でも執拗に食事等に誘う。
・ 所持品を執拗に無心する。
このようなガイドは最初から相手にしないことですが、もし、ガイドを依頼してしまった場合には、納得できない点を明確に指摘しつつ、場合によっては即座に解雇することをお勧めします。



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