特別支援学校教員免許に必要な単位の試験を受けて1ヶ月。全て無事に合格💮
これでひとつ重荷が減りました。
申請に必要なことが少しあるので、免許取得までイレギュラー(過去の実務経験良好三年という実績を休職中の身でどう証明するかとか)に対応しつつ、とりあえず所属都道府県の教育委員会に問い合わせて確認をとったりとしなければなりませんが。
でも、大学編入を決める前にも委員会の該当部署の方に相談してから取得しようと決めたから、大丈夫だと・・・思う・・・。
この形で取得できる免許は二種か専修で、私は二種。障害種別は肢体不自由。他の単位で肢体不自由以外の情緒障害も網羅したけど。
二種は実際に特別支援学校で3年間の実務経験があれば、一種に更新できるらしい。
肢体不自由なのは、特別支援学校に造詣が深い人を紹介してもらった際に、私の経歴や状態を伝えて「情緒障害の対応はASDのメイさんだと突発的な行動(教室脱走など)に対応するのに苦慮する可能性があるけれど、肢体不自由児は情緒障害ももっている場合があっても、急な行動をすることはないから。」とオススメされたから。
情緒障害の方が私の関心は強かったけれど、適性という点でいえば違いますよね。
それに、その方と話していて思い出したのが、過去に骨形成不全症のお子さんを担任したことがあって。すぐに骨が折れてしまう病気ですが、ご両親からは体育も可能な限り通常通り参加させて欲しいと要望があって。
まだ教員歴2年目とかそこらだったので、荷が重いかもと思いつつ一緒に過ごしていて。申し訳ないことに跳び箱の授業で補助をしながら跳んだ際に、着地で軽く足を捻ったことでがっつりと足が折れてしまって。
ご両親は想定していたことだからと責められたりはしなかったけれど、申し訳なくって。当時勤務していた校舎の最上階が教室だったけれど、移動教室やら体育やら下校時やらのときは、おんぶして移動することで私なりに罪滅ぼししました。エレベーターがない校舎だった。
無事に治ったあとには、『跳ぶって行為はこの子には危険すぎる』と思って、長縄跳び大会がある学校だったのですが、本人は跳びたかったかもしれないけれど「回し手のエキスパートになろう」と提案して、背が小さくて回しづらかったと思うけれど一緒に縄を回してもらって。跳ぶみんなもそうだけど、回し手になったその子も練習熱心で、かなり息の合ったチームプレイができるようになり。かなりの回数を記録できたことで笑顔になってくれたことが嬉しかった。
なあ〜と、いうことを思い出し。脳性麻痺のお子さんが多いと思いますが、そういう身体にハンディのある子たちの支援もやりがいあるよね。と考えた次第です。
骨形成不全症のお子さんは、文句や不満をいっさい口にしたことがなく、口数がそこまで多くなくて。楽しい時は笑顔になっていたけれど、辛いことをどう思っているか、分かりづらかった。たくさん我慢しなきゃならないから、口に出さない、出さないようになったのかもと感じて、そういう子の本心をきちんと汲み取れるようになれたらいいなと思いました。
心の内に秘めるお子さん達、口にしようにもできない子達の対応は難しいだろうけど、できるようになったら教師としてもレベルアップする気がします。
まあ、無事に免許申請が通って、なおかつ異動も面接を必要とするものですから、受け入れてもらえたらいいんですけどね・・・ただでさえ発達障害と精神疾患で休職していた手帳持ちの教員なんて、受け入れるのにネガティブなイメージしかないだろうから。
でも、免許取得に必要な単位を取得できたことは達成感がありました。試験が難しくて、やばいかも〜時間足りなかったよ〜引っ掛け多いよ〜と不安だったので、一番良いのかどうなのか分からないけど、A判定を全て取れていたのは自信にもなります。
というか、その前に、休職できる期間を過ぎたら退職扱いになってしまうので、それまでに復帰できなければならないという問題も。ドクターストップが解消されないと、職場で復帰の判定もされない。
まだまだ課題は多いですが、大学から得た教科書も特別支援に関する良い参考資料だったし、無駄にはならないようにしたいですね。
※蛇足
「逆転裁判」というアドベンチャーミステリーゲームが大好きなのですが、「パワプロ」とか「フォートナイト」のような爽快感があってプレイングが大事なゲームが好きなタイプの夫も興味を持ってくれて。それで、switchで購入してプレイを始めてくれました。私が持っているのはDS版なもので、大画面でしたいからと。
夫は文章をよく読みこんだり、行間を読んだり、ということが苦手なので、「ここで詰まるの!?」という展開も多々あり。
そしてネタバレ嫌い。昔、ドラクエイレブンをしていた時に、ネタバレを読むのが好きな私はストーリーを先取りして読んで、「ねえ◯って死んじゃった?」と言ったら、「なんでそんなこというの! ◯って死んじゃうの!? なんてことを!」と、それはもう怒って不貞腐れてしまいまして。
だから、やり込んだ私は推理に必要な情報や裁判の展開などをネタバレしないように黙って見守っていたのですけれど、どんどん詰まってしまってはやり直しとなる夫が、「教えてほしい・・・。」と所々で言うようになりました。
下手に口出すとまた怒りそうだから、「教えて欲しい時は『教えてメイちゃん』って合図を出さないと言わない。また先に言うなよとか言われるもん。」と約束して、合図を出される度に「この証人の言っているおかしな部分はここで、それに見合う証拠品ってどれだと思う?」とヒントを出すようにしています。
ひらめきは良いので、ヒントですいすい進められるタイプの夫は、教えてもらっておいて、いちいちドヤ顔してきます。
そういうのも楽しいなと感じながらの夏休みを過ごしています。あともう少しで夫の夏休みが終わってしまうのが残念。
