夏休みに入った自治体も多いですよね。

 夏休みといえば宿題がひとつ挙げられると思います。

 学校や学年の考え次第で多少変わる点が出てくると思いますが、おおむね多いなあという傾向が、

 ・国語算数のドリル(プリントか年度初めに想定して注文しておいたワークブック)
 ・一行日記
 ・朝顔などの観察

 ・自由研究
 ・読書感想文などのコンクール

 かな。


 宿題を出す出さないに関しては、ぶっちゃけ「始まってすぐに解いちゃって終わらせる子や、終わらなくて夏休み終わりに提出しない子」がいる状態なので、個人的には「出したくないわぁ〜。個別学習で最適なドリルに取り組んでほしいし〜。」という気持ち。


 毎日コツコツとやるって子、あんまり多くないと思います。


 夏休みまでの間に習ったことを忘れないために取り組むものなのに、形骸化してしまっているし。


 自分が子ども時代のときも、初日や2日目くらいまででさっさと終わらせちゃっていたし。


 学力のレベルなんて子どもそれぞれ違うんだから、お家でお子さんそれぞれに合ったドリルを買って取り組んだほうがマシだなあと思っています。


 学力が高い子には学校から出されるものは物足りないし、課題がある子には辛いものになるし。



 一番、教員的に文句を言いたいのは、読書感想文などをはじめとした各種コンクール。


 読書感想文なんて学校の授業でほとんど扱わないから、書き方がわからないって意見が多発します。


 でも、こういったコンクールって、文科省とか郵便局とか色々な民間企業とかから、勝手に「学校で配付して夏休みに取り組ませて応募させてください」って送られてくるんです。


 夏休みが明けたら、子どもそれぞれが持ってくるコンクール作品を図工などの担当者が図工室などに置き場を作って、名簿を作って、お金も預かって、細かいお金は教員側で換金して、それらを担当者たちがコンクールしている側に持ち込んだりして。


 っていう事務作業が追加されます。


 読書感想文も、自由課題と指定課題で低学年・中学年・高学年から2作品ずつとか出品になるから、読み漁って「良さげ」な文の子を、更に赤入れしてブラッシュアップしてきてもらって、出品しています。


 私は「図工担当はお金や期限が絡んでプレッシャーかかるからぜったいやりたくね〜〜〜!」と思って、図工担当にはならないようにしていましたが、無念にも家庭科担当に何年かなって、出品作業にあわあわしたことがあります。


 こういうこと、ぜんぶ学校にやらすのなんなん??


 と常々思っています。


 コンクール主催している側が責任もって全部学校を介さずにやればいいのに・・・。


 これで不手際があれば、また色々と言われるのが現場なんですもんね・・・。


 と、いう愚痴でした。休んでいるから、今は無関係ですけどね。復帰する頃には、こういう負担もなくなっていればいいなあと思っていますが、先日、事務さんに聞いたところ、まだやっているそうなので難しいか〜と思っています。