最近読んだ「シン読解力」。以前にも少し取り上げて、自分の勉強に役立っていると話しました。
教科書や参考文献、仕事で使う文章や新聞といったのは、「知識や情報を伝達する目的で書かれた文書」であって、国語のような物語文の文章と、説明文の文章は違ったモノ。そして、算数や理科社会などの他教科は、上記の形式で書かれている。これを読み解くためには、「学習言語」を身につけ、それが入っている文章を読み解く力を身につけなければならない。
小5〜成人が対象の、つまり小5程度の知識理解があれば、あとは読み解き方次第で解ける問題を出すリーディングスキルテストを受けてみると、どの程度自分が上記の力があるかわかる。低ければ、受験問題のような「学習言語」が出てくる問題にも太刀打ちできない。
リーディングスキルは練習を重ねたら向上するもの。
五十万人の方による統計データもあるようなので、テストを受け続けたらどんどん上昇するようです。
具体的な内容は「シン読解力」を読んでね⭐︎という話なのですが、義務教育期間の、特に小学生のお子さんには、黙読→音読→視写がよいそうです。例えば教育現場での指導の仕方になりますが、授業が始まった際の「◯ページの◯について取り組みます。」の時点で、該当ページを開くまでのタイムが早いかどうかも大事なスキル。
そして、「今日のめあては◯です。書きましょう。」と、板書を、教員と同じくらいのペースで視写しながら書き写すことができるのも必要。
更に、めあてを読み上げる。ここで、視覚情報処理に難がある子や、ディスレクシア(書かれている文字の読み取りが苦手)の子はつまずきがち。これについては、ルーペなどを使って読み取りやすくする補助が必要。
微細運動(手先が極端に不器用)が苦手な子やディスグラフィア(書き文字が歪む)の子は書き取り練習したり、使いやすい文房具を使う補助が必要。
こんな支援をしつつも、とにかく視写や音読は大事なようです。
現場で過ごしていた頃は、音読カードをほんとやらない子が多くて・・・自分でサインしているなって子もいれば、そもそも出さない。出しても、何も記録していない。
私がもっと音読の大事さを説いていたら良かったのでしょうが、当時はいまいち自分でも理論を説明できなかったので、学年が当たり前のように「音読はこれで〜」と取り組ませようとするのに対し、私はテキトーに流していたところもあります。
通常級に復帰した暁には、今なら大事さを説いて、定期テストもやってと夢見ることができますが。目標としている、特別支援学校の教諭免許を取得して、転勤ができたら、そうした通常級での支援系とはお別れですね。自立活動に重きをおくのが特別支援学校なので。
そんなこんなで、何が言いたいかは、「音読」を舐めちゃいかんぜよ! ってことでした。
※蛇足
ゴールデンウィークは夫が長期休暇を獲得してきたので、ずいぶんとのんびり楽しく過ごしました。といっても、ゲームに熱中。「幻想水滸伝」が好きで、夫が1と2をプレイ(私はレベル上げの手伝い)をしたもんですが、この連休では精神的続編もも呼ばれている「百英雄伝」に没頭。最初は夫が進めていたのを、途中から私がドはまりして、もう時間を忘れてプレイしていました。一度ハマると抜け出せない。
しかし、バグやロード時間の長さには辟易。これ、売り出す前段階で「問題じゃないか」ってならなかったのかな・・・。「幻想水滸伝」に比べると、グラフィックだの戦闘システムが刷新されているなど便利な面もありますが、いちいちロードが長いし、なんなら本拠地に戻るだけでソフトが落ちるということもザラ。
百、と謳っているのに、仲間になるキャラは120人。「幻想水滸伝」より多い〜。
中には、かなり苦労して捕まえなければならない仲間もいて、時間が食い潰されます。でも、楽しんじゃう。
ゴールデンウィーク中は、もうのんびりと好きなように過ごすと決めていたので、じっとしていることが苦手な夫に家事を一通り任せつつ、私は寝るかゲームするかの三昧です。夫はそれが楽しいらしいので、ウィンウィン。
今日はゲームもしつつ、勉強もしました。免許取得の前段階として、中間テストのようなものがあり。それの問題は事前に提供されているので、とにかく教科書やオンライン授業を進めて問題を解きまくっています。
「シン読解力」を駆使して、よく読み込めば分かるようになる。引っかけ問題も、かなりクリアできるように。でも、「ん? これ、引っかけだな・・・どっちかな・・・。」と、いまだなります。そりゃ、一朝一夕で身についてりゃ話になりませんね。
無事に試験を乗り越えられるかドキドキしていますが、前期で無理ならお金がかかるけど後期にまた、という手段もあるし時間もある。やるからには一発合格したいですけどね。がんばります、ほどほどに。