デイケアに通っていると、私と同じように恐らく発達障害由来のコミュニケーションの困難さで悩んで精神疾患にかかったんだろうなという方がチラホラと見られるようになってきました。
自閉症スペクトラムは「こだわりが強い、負けず嫌い、お節介」といった特徴が見られることもあり、私が自覚している中でも強い側面です。あとは雑談が苦手とか、同性との絡みが苦手とか、冗談が通じにくいとか色々ありますが。
同じデイケアに通っている方にも、そういう方がいて。初心者の方には、先輩利用者が色々と教えてあげるシステムになっていますが、空いている時間は張り付くようにずーっと何かしらこんこんと教えていて、私もそうされたのですが、良い意味で「親切」で、悪い意味で「お節介」になるから、その線引きが難しいところを丁度良くすることが課題なんですよね。で、私も無駄にアレコレ伝えてしまう癖があるから、調節しようと課題にしています。
その人はほんと、それで承認欲求を満たしているようで、めちゃくちゃ話しかけてくるんです。TPOに合っていればいいのですが、お昼ご飯を食べている最中もずっと質問攻めだったから、話しながらご飯を食べることが苦手な私はちょっと苦慮したり。
そして、グループトークで「自分にとって気になるテーマ」をもとに話し合いをするってなった際に、その方は「僕はみんなのために良かれと思って提案していることを拒否されてしまうと嫌な気持ちになって、ストレスになるんです。」と言っていて。私が「相手の言葉にも一理あり、と思う事はないですか? やり方や考え方は自分とは違うけど、合理的な対応だなとか。」と聞いてみたら、「いえ。一切ないです。」とキッパリ。
私も色々と提案することの多い立場で、それをあまり拒否られたことはなかったですが、「いや、それは〜だから。」と言われたら、ぐぬぬと思いつつも「それもそうだ。」と、納得しきれないけれど、理解できる部分もあると思いながら過ごしています。
でも、自分の考えに支配され過ぎているって、かなり病的だなと思いました。私も頑固ゆえに、「こうしたいと思ったらこうする!」というところはあるけれど、こうして他人がそう言っているところを見ると「いや〜・・・それは頑固すぎやしませんか。」と思って、自分と比べて俯瞰して見ることができました。
この方は、そういう「自分はこうしたら良いと思うからこうする」ってのがすごく強く、実際の言動でも多いです。
それは独りよがりになっちゃうんだなあと思い、自分も反面教師にしよう。と思いました。そりゃ、そんな自分本位で生きていたら、誰かしらと衝突しちゃうよな。と思います。
その辺には施設の職員の方々も気づいていると思いますが、指摘はしないのかなあ。指摘しているけれど、まだ本人が気づいていないのかな。と気になりました。同じ施設内でも、意見をぶつけて衝突してしまうことがあるらしいから、気にかけた方が良さそうな人だなあと思うのですが。
この人に限らず、大事なのは、自分がどういう人間なのか知る事だなと思っています。心理士さんのもとでウィスクを受けて、自分の強みと弱みを知る事で、強みを生かして弱みを医学的観点も踏まえながら改善していくことができるし。
いきなり病院で検査しなくても、ネットで簡易的にチェックできる診断サイトもあるし、性格診断も、わりと的確な内容が出てくるものもあるから、気軽に取り組んでみて、生きづらすぎると思ったら検査するってのもアリですよね。私は完全に自閉症スペクトラムなんて思っていなかったから、言われて調べて「ほー! なるほど! そうなんだよな!」と納得できましたし。病気に関しても、最近分かった双極性障害所以の言動があることも納得しました。同じ発達障害で悩んでいる方も世の中にはたくさんいるし。世の中では色々な対策も講じられていて、今は試行錯誤しながら対策を講じているところですけど。
それに、こだわりが強いのは、クリエイティブな仕事で活かせるし。だから、運動会のダンスや音楽会での演出などでは提案をよく受け入れられてきました。
完璧主義なところがストレス負荷になっていたから、それは大雑把にするようにしていったり。でも、それがあるから探究心があって、様々な特別支援対策を講じられるようになって、特別支援教育を得意とすることができたし。
良い面悪い面を上手く使い分けていくためには自己分析するところが始めないといけないですから、双極性障害だということが知れたのも良かったし。
夫も、「ちゃんと病院に行ってくれるまで、『ただのワガママ』だと思って、対応するのに疲れて離婚も考えていたと思う。でも、メイが病院で発達障害だとか、精神疾患だとかであることを知って、そういう特性なんだって勉強して言動に納得いくようになったし。自分もよく考えるとADHDもあるし、メイを見てASDの特性ももっていると気づいたから、『こう接したらいいのかな』とか、『自分もこうしたらいいのかな』とか考えられるようになったから、ちゃんと病院に行って自分の発達障害や精神疾患を対処できるようになったのが良かったなと思う。」
と言っていたので、知らず知らずのうちに離婚回避していたらしいです。セーフ!
私が薬を処方された際、薬の内容と立地的に病院が乱立しているところにある薬局を自立支援制度の対象にしているので、待ち時間がえらいこっちゃとなります。そのため処方箋を預けっぱなしにして、翌日に夫が仕事終わりか、仕事がなくても取りに行く事を自分の役目だと思ってくれています。もう何年も使っている薬局だから顔パスになっており、本人じゃない夫が取りに行っても「あ、竈門さんですね。」と番号札を提示する前に言われて案内してもらえるようになったそうです。
奉仕精神の強い夫だから成り立つ関係性なのかもしれません。私の極端な言動も、病気とか発達障害だと理解してから、私のフォローをすることに抵抗やストレスがなくなったらしいので。休職する前は発作も頻繁でしたが、今は安定しているので、自傷&自殺行為防止で消えていた包丁も購入していました。
復職したときにどうなるやらだな・・・と思っていますが、まだ先のこと。とりあえず、早く保険おりないかな〜と、手続きをのんびりしながら待っています。
今のデイケアは色々と学びになることが多くて充実していますが、過活動になってしまっているのか、心労が酷いため、まだ活動日数を増やすことは難しい。ですが、利用者の方々はけっこう長期間通っている方も多いので、「そんなもんだ」と思ってほどほどにがんばろうと思います。
蛇足。
台風はただでさえ健常の心身の人でもしんどいのに、疾患を色々もっている私には辛すぎる。から、体操教室も欠席して、ダラダラ休み中です。これ、ほんと治ってほしいけど治らないものだから、心身の体力をつけなきゃな・・・。
それと、イーザッカマニアというオンライン店舗で洋服のお買い物をしたら、段ボールの梱包がみっちり詰め込まれている状態で届いて。ハサミを入れたら、ちょっと切れ込みを入れただけで傷跡がついて使えなくなりました・・・。これについても、御社のミスでは? と問い合わせたのですが、「梱包は会社が違うから補償対象にならない」と突っぱねられまして。セールとはいえ、もったいないことしました。もうあのお店では買わないだろう・・・。
問い合わせではぷんぷんしていましたが、そこまで怒りゲージ(めちゃくちゃキレたら本社に電話までする)がたまらなかったのは、精神的余裕があるからだと思いたいです。


