私は○○アレルギー

  有名な鎮痛剤「ロキソニン」。これが飲めない、貼れない。


 持病もあってか生理痛、偏頭痛に悩まされることが多く、数年前まで愛用していました。


 ところがとある夏の日の日直の日。朝から「足の甲が赤いな?」と、謎の斑点ができていることに気づきつつも、痛みや痒みがあったわけでもなかったので、特に気にせず出勤。


 仕事なのでパンツにブラウスというスタイルで赴き、何事もなく朝の仕事を終え、ちょっと一息ついた時に「そーいえば、朝、変なできものできてたんですよ〜。」と、相方のおばちゃん同僚に足を見せてみたところ、「えっ」となりました。


 斑点だったのが、全部真っ赤っか。というか侵食していっている。二の腕にもできている。


 時間経過とともに増えていく範囲に「わ〜。やばくないー?」「そうですよね・・・かゆくはないんですけど・・・。」と困惑しつつ、体調は悪く無かったので、帰り道にある皮膚科に立ち寄ってみることに。


 すると、そこの医師からは「ちょっとうちでは判断つけづらいかも・・・◯◯という病院にかかってください。このあとすぐ!」と、なんか緊急性あるみたいな言い方をされ、夫にも「やばいかも?」と連絡しつつ、言われた病院に向かいました。


 そこでお薬手帳(たくさん持病があるのと、すでに精神科にかかっている時期だったので、処方薬がたくさんあった)を見せて、お医者さんに診察してもらうと、「飲んでいる薬が多いので判別つけづらいですが、たぶんロキソニンアレルギーだと思います。放っておいたら、スティーブンス・ジョンソン症候群になっていたかもしれませんね。とにかくロキソニンを飲むのを辞めてみて、処方する薬を飲んでみてください。それで落ち着いたら、大丈夫かと。」と言われました。


 スティーブンス・ジョンソン症候群?? なんかえらい人の名前みたいやな?? と思いつつ、「え、ロキソニンはこれから飲んじゃダメなんですか? 湿布も?」「はい。じゃないとアレルギー反応が出てしまいます。血液検査しますけど、おそらくロキソニンでしょう。」と。


 で、結果はロキソニンが原因だったそうで。しかも難病になるところでした。


 腰痛や肩凝りもひどいから、ロキソニン系の湿布も出してもらうことが度々あったのですけれど、それもできなくなってしまいました。無念。


 ちなみに、幼少期は南国系のフルーツと、甲殻類、魚卵に軽いアレルギーがあったようです。食べるとかゆみのある発疹が出ていました。でも、いくらが好物だったので、「一皿だけ!」と回転寿司に行った際には自分で限度を決めて食べていました。


 私の両親は、まあ頼れる人ではないので。発疹が出ていても全然気にしていませんでした。


 成長とともに、魚卵アレルギーはいつの間にか克服。甲殻類アレルギーも克服。南国系フルーツアレルギーは、大人になってから検査してみるとグレープフルーツに数値が出ていましたが、最近また検査(花粉症疑惑があったとき)した際にゼロになっていました。克服。


 自分で負荷実験をしていた感じになるんですかね・・・。


 色々なアレルギーは克服できたものの、ロキソニンが使えないのって地味に痛い。病院でも、いつも申告に気を遣ってます。さすがにスティーブンス・ジョンソン症候群にはなりたくない・・・。

 

 

 

 

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