先日、忘れ物や必要書類を取りに、職場に赴きました。子供がいる時間帯を避けつつ。

 すると、まあ職場の方々が次から次へと「元気〜? どうしてる〜?」と話しかけてくれます。ありがたいけど、元気じゃないから休んでるんだよなぁ・・・。まあぼちぼちです〜とか、どういう治療をしているか〜とか話しておきました。まだ休んで1ヶ月やそこらなんですけどね。

 事務室は用務員さんも入れて四人で回しており、私が「お世話になっているから(発作を起こしてパニックの時に対応してもらったり、書類の手続きだとかで苦戦しているときに)」と、よく差し入れをしていたので、それを用務員さんには有り難がってもらっていたようで、お茶とお茶菓子を用意してもらえました。

 そして私が受け持っていた学年の新担任の方々に、直接の引き継ぎができていなかったので、そのことについて伝えにいきました。特別支援要素のある子達はサポートしてきたのもあったので、語ることの多い子が多く。とりあえず、今の所は一部の子は除いて良い感じのようです。その一部の子は「もうコレ診断降りるやろ」って子なので、仕方ない・・・。

 メインで接することの多い事務の子とは、仕事のこととは関係のないこともばばーっと話をして、にこにこ聞いてくれました。仕事の邪魔しちゃったな、と思って謝っても、「いつでも雑談しにきてくださいね。」と言ってくれて、私の癒しです。10個くらい年下ですけど。パニックになったとき、泣きついたり背中撫でてもらったり、休めるように寝床を用意してもらったりしてましたから・・・。

 そんな中なんですけど、前回のデイケアで「結局、聴覚過敏で会議に出られないのは合理的配慮を職場で計らってもらうしかない。」という結論にいたったので、「今まで◯◯先生(かなり気が利き、私のことをよく理解してくれていたベテランの方。)が会議資料にメモしたものを用意してくれて伝達してくれていましたが、いつまでもそんなことできませんし・・・。」と、そのことを教頭先生に相談すると、「いくらでもやりようはあるよ。情報の扱いには気をつけてもらう必要はあるけど、録音したり。文字起こしアプリ使ったり、一人で別室のオンライン会議にして、しんどくなったら休んだり。録音は手間になると思うけど、文字起こしアプリがあれば文章で会議内容を把握できるだろうし。」と、アドバイスを受けました。たしかに〜。自分が校務分掌の主任業務で会議に参加しなければならない時もあると思うけど、それなら負担は減ると思います。やっぱり相談って大事ですね。学年会は参加必須だと思いますから、それには耐えられるように心身を鍛えなければならないですね。鍛えるというか、聴覚過敏を受け流すというか。もっと周囲に具体的に症状を伝えておく必要もあるな、と思いました。年度初めに「適応障害で発作を起こすことがあるから、休み時間などでクールダウンしています。」程度しか説明していなかったので。別に隠しているわけではないので、必要に応じて「ASDなんですよねー」ということは話していましたが、聴覚過敏のことも伝えないとなぁ〜と思いました。

 それから校長先生とも話したのですが、念のため障害福祉手帳を申請中であること(県のえらい人が休職について説明していたときに申請することを勧められた)を伝えていたのですが、なぜか来月に実施する運動会についての相談をされました。

 私の所属する学校は、この数年で児童数がかなり増えたりコロナ禍を経たりの関係で、実施形態を従来のものとはかなり変えていました。保護者参観の人数制限したり、二部制にしたり。でも、私は児童数が変移していく流れの中でも長年勤めていたので、いわゆる「普通」の運動会と「制限付き」の運動会の違いを見てきたわけで。主任の中で、強硬に「普通」の運動会実施に戻すことを提案している方がいるとのことで。しかもそれを言っているのが誰なのか言っちゃうという。・・・今の校長先生のよくないところって、誰がどんなことを言っていたかを、平気でぽろっと言っちゃうんですよね。私は誰がどういうことを言っていた、なんてバラす気はないですけど。それでブチ切れた人がいたような事件もあったんだけどなぁと複雑な気分になりました。

 ともあれ、自分の意見を伝えつつ、私と同じく変移を見てきた古参の人が誰なのかを教えました。今時は熱中症アラートがガンガン鳴り響くような炎天下が運動会時期でもありますし、保護者の方々もずーっと立ち見しなければならないくらい校庭も狭ければ児童数も多いので、私個人としては参観の人数制限を外すなら、二部制にした方が良いと思いますがね・・・。保健室も怪我やら体調不良やらの対応でてんてこまいですし。

 私なんか下っ端の意見も取り入れようとしてくださる姿勢は有難いなぁと思いますが、ぽろぽろ人の言動を他の人に伝えちゃうのはどうかなーと思います。実際にそれでトラブル起きているし。

 私は自分の意見は誰かを批判するようなものとは捉えていないので(まあ強硬な意見をもっている人が聞いたら批判されていると感じるかもしれませんが、当時の保護者からのクレームやら何やらを知らないで言ってるだけだから、それも知らずに「こうしたーい!」で通そうとするのも何だかなーと思うけれども。)別に「内緒にしてくださいね。」とか言いませんでしたけどね。

 というわけで、沢山の人と喋りまくってきたもので、その日は帰宅後、喉が枯れ果てていました。沢山の人と喋るのって体力がいるけれど、良い気分転換にはなりました。思ったより気にかけてくれている方もいるとわかりましたし。

 同じく休職していて、今は復帰した方が「現場から離れると、復帰がしんどくなる。だから現場の声を聞いた方がいい。仲の良い人にLINEしてもらったりね。」と言っていたのを実感しました。

 そしてデイケアで言われたことで悩んでいたことも、教頭先生と相談することで少し光明が見えましたし。

 まだまだ始まったばかりの治療期間ですが、なんとかかんとかやっていきたいなぁと思います。