前々回は初回の診察とプログラムの説明。前回は診察とプログラムの見学(疲れて眠すぎて半分で帰った)。

 そして今日は本番。発達障害に関するプログラムは20回あり、1回目から都合よく受けられるわけではなく、それぞれのタイミング(休職に入ったとか)で中途参加していきます。

 なので私が初回参加の日も見学者の方がいました。

 行きの電車は、今回もちょっと不安だったので夫に午前休をとってもらって同伴してもらいました。時間をずらし、通勤ラッシュを回避できたことで、乗車率100%はありましたが、2回、40代くらいの働き盛りでできる大人的なスーツ社会人の方たちが優先席を譲ってくれて、助かりました。外部障害も内部障害もなさそうな20台のダンスィがチラッとこちらを見て、見て見ぬふりをしたことにはちょっとイラッとしましたが、それより「ああ〜。ありがたい・・・。天気も悪かったし・・・。」と、なるべく丁寧に「ありがとうございます。」と伝えて、座らせていただきました。

 ラッシュを回避すればある程度大丈夫ということがわかったので、余裕持ちすぎずに通おうと思いました。前回までは診察もあったので、ちょっと早めに行っていたのですが。

 デイケアの内容自体は、う〜ん。意味があるようなないような・・・。私の困り感を解消してくれるのかな?? と気になりました。今日のプログラム内容が、私が仕事柄、得意としている内容だったので、何となく他の人の意見もわかるし、ロールプレイングは「上手すぎて何とも言い難い」と参加者の方に言われました。自閉症スペクトラムの人間としてというより、完全に教員モードで参加していたと思います。

 もちろん、他の人の意見を聞く事で、「あー。自分はネガティブよりの考えなんだな〜。視野も狭いな〜。」と省みることができましたが、問題の聴覚過敏への対応や、人間関係構築の継続の難しさとか、攻撃的になってしまうこととか、そういうところを改善できるのか・・・。

 雨風で寒い(朝出た時はまあまあ温かくて油断した)中、長距離移動で、帰りも3回も駅員さんに質問しながら帰宅するという状態の私。通い続ける気力が湧くか、心配になりました。

 なので、通うメリットがフィフティフィフティだな〜ってとこですね。


 ちなみに学校も始まり、親しかった人たちからちょろちょろ近況報告があったり、私の担当していた学年を引き継いだ後輩からは子供についての質問から、学級運営について色々と質問されているので、ラインでやりとりをしています。現場感覚を忘れないためにも必要なので、そうして連絡をもらえたり、相談してもらえることはありがたい事です。