私は現在、本州の(という呼び方が北海道民らしい?)とある地域で教員をしていますが、寒くなってもマイナス数度。北海道出身者なので、寒さに強そうと思われがちなのですが、自律神経失調症あいまって、めたくそに寒がりです。

 まず北海道は、建物などの作りが違っていて、二重窓にポーチ(玄関の二重扉で寒気が室内に入らないようになっている空間)床暖房、それに石油ストーブで、冬でも室内では半袖で過ごせる状態です。

 小学生の頃は寒がりで、スキーウェアみたいな服装で登下校。学校には石油ストーブと、廊下などの壁面には温水が流れている暖房器具がつけられていました。今では、床暖房の学校も増えて来ているとか。

 中学はド田舎なので基本はジャージ。その上からダウンを着ていました。

 高校では、基本的にみんなムートンブーツ。私は謎のこだわりで2年生まではローファーで徒歩通学(家と学校が近かった)をしていましたが、除雪車が通った後の歩道は雪山になっているので、そこをざくざくと乗り越え、足を雪で踏み抜き、登下校。学校は比較的新しかったので、暖房等は揃っていましたので、制服にコートで十分。

 そして少し遠出するときは、基本的にバスや自家用車なので、向こうにいる時に自動車免許を取得しても、冬道は怖いので、冬はあまり車に乗っていませんでした。(友人や先輩の車に乗っている時にもれなく雪が積もっている日は運転トラブルに見舞う)

 そういう環境だったので、本州の人に比べると寒さに耐性がありません。こちらの学校は暖房器具が、古い学校だと石油ストーブ。比較的予算を暖房に回してくれている学校はエアコン。体育館にもエアコンがついている場合もありますが、校舎内は廊下や倉庫など、暖房がないところがとにかく寒い。それに徒歩移動が多くて、中途半端に0度前後の方が寒くてたまりません。なので、秋から春まで、基本的仕事スタイルはタイツ、レッグウォーマー、ヒートテック、シャツ、ニット、腹巻きパンツ、貼るカイロ、その上から埃や赤ペン、黒板を板書した時のチョークの粉などの汚れ防止もあって、大きめのフリース、巻きスカートを着ています。

 そんな姿を見た保護者の方には「ご懐妊ですか!?」と言われたことも。

 寒くなりかけると私のコートが分厚くなり、マフラーを身に付けてくるので、校長先生からも「もうそんな季節かあ」などと季節の変わり目の目安にされています。

 北海道に住んでいたころ、親が自室にエアコンを取り付ける! と言い出して設置していましたが、上記のように床暖と石油ストーブの熱が2階にも上がって来て寒さに困ったこともなければ、暑さに困ったこともなかったので、住んでいたころも、稀に帰省した時も使ったことがありませんでした。

 昔はスナックでもアルバイトしていたので、ミニワンピースにストッキングとブーツで、コートを羽織れば十分、地面が凍っているような状態でも、マイナスが過ぎると逆に寒いではなく、痛いという感覚になりますし、原理はよくわかりませんが、雪が降っていると逆に寒くなるので、当時はよくそんなんで過ごせていたなあと思います。

 今願うのは、全部の学校に廊下の暖房と体育館にエアコンの設置ですね・・・自治体によっては、お金に余裕があって完備していることも多いのですが、まだ少ない方だと思います。

 というか、みなさんよくそんな格好で過ごせていますな!? と思っています。自律神経失調症の影響も強いかもですが・・・。

 下腹部に貼るカイロによってできた低温やけどの跡を見て、夫には心配されていますが、お風呂入る時なんかでは辛いけれど、それでも貼らないとやってられんのですよ。冷え性がよくなれば良いな、と思いながら、最近はルイボスティーをダイエットも込めて飲んでいます。