名付け親と名の由来

 

 

  本名は特定を避ける為に語りませんが、毒の入った母は私の名前を名付ける時、当時存命していた飼い猫の名前を付けようとしました。理由は良い名前だからと安直なもので、私が小学4年生になるまで生きていた猫と同じ名前にしようって・・・


 流石にそれは無いだろうと、いつも自分の意見は出さない父が、苗字との相性や画数を考え、また、当時だとまだ少し物珍しかった可愛い系(だけど変換ですぐに出るし当て字でもない)の名前に決めてくれました。寡黙な父にこんなセンスがあったのかと驚くようなオシャレ命名でした。


 私の旧姓の苗字はかなり珍しいけれど、難しい漢字というわけでもなく、でも当て字みたいなものだったので、よく郵便物が違う字で届いていました。それでもその苗字と名前のセットがすごく気に入っていたので(呪術廻戦のキャラクターだと、伏黒恵みたいな?ふせぐろ?ふしくろ?めぐむ?けい?とか勘違いされるけど普通の字)、結婚する時には夫と苗字争いをしました。夫は末っ子長男だったので、結局譲らずでしたが、苗字ランキングの上位にありそうな、よくある苗字。


 苗字変更するって色々大変なんだぞ!! と怒りながら、入籍時は多忙な夫に代わって夏休みに新居探しと契約の手続きと引越し準備と夫の荷物の断捨離(ADHD気味なのでカビた布団などを持っていた)と、新居に必要な家具探し等々でてんやわんやとさせたくせにィ・・・と思いました。


 いまだに事あるごとに旧姓だったら良かったのに〜と恨み言を言うこともありますが、まあ今の苗字も私のアイデンティティに関連するところがあるものなので、仕方ない・・・と諦めています。


 でも私と違って親戚が沢山いる上にDINKSで子孫を残すわけでもないのに、未だに長男だからとこだわって自分の苗字に変えさせたのはいかがなものだろうか!? と思っています。ジレンマ〜

 

 

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