以前、体重が急に減っていることを養護の先生に相談したところ「甲状腺の病気では? バセドウ病とか?」と言われたので、体重が減っていることをかかりつけの爺医者心療内科で相談したところ、「血液検査で簡単な甲状腺のホルモン数値は分かってるから、それはないでしょう。胃の方が問題なのでは?」と言われ、(食欲普通なんだけどな・・・)と思いつつも、詳細な血液検査とまた不意打ちの尿検査(なぜか診察で尿検査しますよ~とは通達されずに看護師さんに「採尿してきてくださいね~」と紙コップを渡されました。
そして胃カメラの予約をして、検査実施。痛みが怖いなら完全に眠らせて薬でたたき起こす方法もあるけど、それだと自分で生で胃の様子を見られないということだったので、好奇心から通常の方法で胃カメラ実施。
3種類くらいの麻酔薬(粉薬みたいな味とちょっと苦いの)を分けて飲まされ、また、口に3分間含んで吐き出すという準備を行ってから、いざ検査室。
検査室では男性の検査技師さんから子供をあやすような言い方で「ハイ、喉にちょっと辛くて苦いスプレーするからね~。大きくお口開けてね~。」と言われてシュッとされると、これまためっちゃえずきたくなるほど痛辛い。
ヒィヒィしていると、「ハイじゃあ2回目行きますよ~」と絶望の一言。しかも2回目の方が何回もスプレーされる。喉で暫く溜めておいて、吐き出してねってことで、堪えて吐き出しました。
その時点でもう前の薬で唇が麻痺していたんですけど、直前の麻酔スプレーが終わったらさっさと胃カメラ挿入が始まりました。
挿入時は「ゆっくり深呼吸して身体の力を抜いてね~」と言われるのですが、食道を通過する時がめちゃくちゃ痛い。麻酔の意味あった? っていうくらい痛い。ていうかこの状態で息ができているのが不思議で仕方ない。と思いつつ、気を緩ませたらマウスピースをかみしめてしまうくらい力んでしまうので、気付いたらとにかく力を抜くように心がける。
技師さんや看護師さんたちから「上手にできてるね~。いいよ~。大丈夫大丈夫~。」となだめるように絶えなく声を掛け続けられる。
そうして胃の中を見て分かったことは、「逆流性食道炎」になっていること。それから以前、「十二指腸潰瘍」になったことがあったことで十二指腸がその証拠に変形しているということ。
胃カメラを受ける3日前くらいから激しい胃痛や唾液しか出せない吐き気(吐きなれていないからだと思う。気持ち悪くて床で蹲っていたら唾液が床にだらだらして夫が慌てて袋を持ってきたけどブツは出せなかった。)があったのもあり、爺医者の診察で胃カメラの検査結果とともに「結局何だったんでしょう。」と質問したものの、「まあーストレスでしょうねえー。軽い胃炎の形跡もありますし。心を安定させることが治療法ですね。」で終わり。
尿検査も血液検査の結果もオールクリアで、甲状腺系の問題もなし。らしい。
心を安定させるための薬は「今何錠飲んでるんだっけ?」と思うくらい飲んでいるので、これ以上の対処療法はできず。胃カメラの病変がある部分が写っているらしいところを載せた写真と簡易的な検査結果の記録とともに、退院。
朝から絶食(喫煙は控えるようにと言われていたけどヘビスモなのでがまんできず水とタバコはやっていた。)していたため、検査後の1時間が過ぎると麻酔が抜けて、空腹が酷かった(けど、胃カメラの際に空気を注入されていたため胃が張っているのにお腹が減っている矛盾)ため、ロイホでステーキにかぶりついてやりました。
今回で分かったのは、「胃カメラは意外と安い(4000円弱)(1万とかするかと思っていた)」「胃カメラは痛くて大腸カメラは苦しい(昔過敏性腸症候群に悩まされていた頃に検査を受けている)」ということと、分からなかったのは「逆流性食道炎を直接治す薬はないんかい?」ってことでした。「ストレスなくするように」としか言われなかったし。
ストレスのせいで病気になって通院してんだけどな・・・。もうちょっと合理的な治療方針の提案はできなかったのかなあと思いました。
ていうか十二指腸潰瘍になってたんかい。と思いました。過敏性腸症候群だったころなのかな。
ということで、胃カメラ初体験記録でした。次からは眠らせてもらおう。
とりあえず、体重は激減したものの、それ以降体重が落ち続けているわけでもないし、がりっがりという身体というわけではないので、もういいか・・・。と思うことにしました。
ちなみに前日には職場の健康診断があったのですが、血圧測定で上が74の下が50という数値で、「低いわねぇ・・・もう一回測ろっか・・・」と2度図ったものの上が77まで上がっただけで、「こりゃしんどいでしょうねぇ・・・」と検査の人に言われたんですけど、もう低血圧なんて私にとっちゃ普通のことだから、血圧が100の状態とか体感してみないと、どうしんどくないかわかんないですよって話なんですよね。とりあえず私はゾンビということでした。

