私はパニック障害・適応障害・広場恐怖症・軽い鬱だとお医者様から診断されています。

 

 広場恐怖症は薬によってほぼ寛解していますが、他の症状はまだまだこれからというところです。

 

 一番顕著に症状が出ているのがパニック障害だということで、私の場合のパニック障害についてお話していきます。

 

 

 まず、一般的にパニック障害とは、身体に異常がなくとも、突然、動悸や呼吸困難、めまいなどの発作を繰り返し、そのため、発作への不安が増して、外出など日常生活を送ることができなくなってしまう病気です。これによって、仕事ができなくなることもあり、または鬱病を併発することがあります。

 

 厚生労働省HPにも精神病について解説しているページがあり、引用すると、

 

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。
パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われます。無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。周囲もゆっくりと見守りましょう。

パニック障害・不安障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 とあります。

 

 これは日常生活でストレスをため込みやすい環境下にいると、発症しやすくなります。「発作を起こすかも・・・。」という予期不安を発生することもあり、100人いれば1人、2人ほどの発症率だそうです。

 

 パニック障害によって広場恐怖症が併発する場合もあり、助けや逃げ道がない場所にいると「パニックになったらどうしよう。」という思いで外出が困難になることがパニック症状の中に含まれている広場恐怖症です。

 

 私の場合、電車や車に乗ると動悸や息切れ、そわそわした感覚、不安な気分で落ち着かずに貧乏ゆすりをしたりしていました。それから広場恐怖症の件も併せると、腹痛が発症し、「トイレに行ける場所」じゃないと上記の症状が発生すると共に、実際に腹痛を起こして、一駅2分程度の時間でもガマンできなくて途中下車することも多々でした。

 

 後者の「腹痛」という広場恐怖症の症状は薬で寛解しましたが、厳密に言うと動悸や息切れも広場恐怖症の一種とも言えるので、パニック障害と広場恐怖症の境目が分からず、とりあえず広場恐怖症(腹痛)は寛解したというように認識しています。

 

 このパニック障害が発症するのは、会議や学年同士の話し合いが主です。

 

 「人の話を集中して聞き続ける。」という状況がパーソナリティ的(協調性がない)にも、自閉症スペクトラムの発達障害的(人との優先順位が異なる)にも合わずで、動悸や息切れ、貧乏ゆすりや最終的には自傷行為が発生します。

 

 学年同士の話し合いだと、「早く終わらせたい。」という発達障害的要素(衝動性の高さ)も発生し、トントンと進んでいけばあまり症状は出ないものの、少しでも長考に入る人が出てくればイライラと不安へのハラハラで「早く次行きましょうよ。」と威圧的な態度をとるようになってしまいます。

 

 そんな自分が嫌だなと分かっていますが、分かっていても止められないのが病気なのです。

 

 更に言えば、「パニック障害だ。」と診断されて現実を突きつけられたからこそ、意識してしまい、不安の負のスパイラルに陥っており、症状が出てしまうことがあります。

 

 そのため、以前までも会議中はイライラしながら聞いてはいたものの、自傷行為に走るようなことはなかったですし、学年同士の話し合いでも、イライラしながら話を進め、話が脱線したり、なかなか終わらなかったりすると威圧的な態度を取っていましたが、「不安」というのは意識してはいませんでした。

 

 そのために以前紹介した薬での対症療法だけではなく、日記を書いてストレスのはけ口にしたり、体を動かすようにしたりしています。筋トレの混ざった柔軟体操を30分程度で、心理士さんから提案されてから毎日続けています。そしてこのブログも、夢中になって書いてしまうので逆に身体が疲れてしまうのですが、没頭できる趣味として成り立ってきているなという感触です。

 

 薬は最近、寝つきが悪くなっています。以前までは低レベルの睡眠薬(正式には睡眠導入剤)で済んでいたものの、今は中レベル。しかし耐性がついてしまったのか眠れないというのはキツいので、次の診察では高レベルの睡眠薬の処方をお願いしようかな・・・と思っています。

 

 睡眠薬と合わせて7種類(1つは月経困難症対策のピル)の薬を飲んでいる現状はあまりよくないのですが、まだパニック障害の症状が緩んでいないので、症状が和らいできたら少しずつ薬を減らしていき、最終的には薬を飲まなくても日常生活を送れるようになることが「寛解」となります。

 

 「完治」はなく、また発症する、または少しの症状があるという状態ではあるけれど一応何とかやっていける、というのがパニック障害などの精神病(発達障害も療育を受けたら症状が改善されることはありますが、生まれ持ってのものなので「完治」というものはない)らしいです。

 

 私が読んだパニック障害に関する本には、「寛解」には3~4年かかると言うので、今は治療を始めて1年ほど経ったところでまだ減薬には至っていないところを見ると、子供を作ろうか迷っている私としては不妊症に高齢出産という更にハードルの高い状況なので、最終的にDINKSで終わりそうだな・・・。なんて思っています。

 

 これが私のパニック障害の症状でした。