桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ 公式サイト (konami.com)
今年(昨年)の年末年始はこれで巣ごもりしましょうの桃鉄です。
何回かプレイして思ったのは、「負けると腹が立つ」でした。
知らない人もいるかもしれないので簡単にレビューしますが、全国各地の駅や駅間にある+マスや-マス、カードマスなどを回りながら目的地を目指すゲームです。
都道府県の地理すら疎い(教員失格)私なので、勉強+夫が欲しがっていたので買いました。
各駅に停まると、そこの物件を所持金がある限り買えます。物件は各地の名産物や、農林などさまざま。社会の勉強になりますね。
しかしボンビーと呼ばれる、目的地に誰かがゴールした時点で一番目的地から遠い駅にいる人にとりつく疫病神が、持っていた物件を勝手に安値で売り飛ばしたり、カードを勝手に高額で購入してきたりと邪魔をしてきます。
ボンビーでいる間はまだマシで、ハリケーンボンビーという物件を売りもせずにただ普通に捨ててしまうものや、キングボンビーという振ったサイコロの目の数に応じた負債を負わせたり、あげくにはボンビラス星という地獄に突き落とされたりすることもあります。
ボンビラス星に落とされる前に他のプレイヤーを追い越せば擦り付けられますが、当然他のプレイヤーは逃げるのであまり達成できません。
しかし目的地に到着したときに高額の助成金を受け取れたり、うまくカードの機能を使いこなして目的地に到着したり、他のプレイヤーの邪魔がうまくできたりした時などは面白く感じます。
著作権の関係か、某駅では人気キャラクターのふなっしーがばしっしーと表現されているところなんかは面白い反面、もっとリアリティ出してくれよこっちは勉強も兼ねてやってんだからよ。と思います。
一つ思ったのが、「昭和平成令和も」と銘打っているわりに、時代について取り上げられている感はあまりないな・・・と思いました。「コロナが発生しました! みなさん各駅が大不況でとんでもないことになっています!」なんてのがあっても良いんじゃないの? って感じですね。まだ10年と3年を一回ずつしかやっていないからそう思うだけかもしれませんけれど。
という感じで、うまく有利に行動ができていれば楽しいし、ボンビーな感じになればイラつく、そういうゲームです。ユーチューブ動画で有名な某4人組ユーチューバーのプレイ動画を観てカードの使い方などを勉強したのですが、負けた状態でも笑い合っている様子を見て、「心が広い人って良いなぁ・・・。」と思いました。
小学生や中学生のお子さんがいるご家庭には大人も意地になりながら楽しめる、おあつらえ向きのゲーム。というのが最終所感です。