発達障害について色々と語ったので、今度は自身の現在行っている治療について語りたいなと思います。(肩こりマッサージ起動中)

 

 まず、発達障害も精神病も完治というものがなくて、症状が軽減する寛解(完治していないけど、薬に頼らなくても良い状態)を目指します。

 

 私の「自閉症スペクトラム」は私の「パーソナリティ(性格)」と相性最悪で(個人的見解)、そのために「パニック障害」を発症しました。(細かいところまでいうと、適応障害・広場恐怖症・自律神経の乱れ・軽い鬱)

 

 「パーソナリティ」については別の記事で後述していきたいと思いますが、治療内容は

 

 ①薬物治療

 ②行動療法

 

 の2点。

 

 ①薬物治療では、

 ・トリプタノール10mg(気持ちを落ち着かせ、意欲を向上させる。)

 ・レボトミン5mg(興奮を鎮め、不安、緊張などを和らげる。)

 ・バルプロ酸ナトリウム200mg(気持ちの高ぶりを抑え、発作を抑える。)

 ・ランドセン2mg(過剰な興奮を抑制し、発作を抑える。)

 ・ニトラゼパム10mg(睡眠薬+発作を抑える。)

 

 以上の5点は就寝時に服用し、副作用に(1)眠気 (2)注意力・集中力・反射運動能力の低下 があります。

 

 また、

 

 ・ブロマゼパム2mg×2(昼と就寝時に服用)(不安や緊張を和らげ、睡眠薬の効果も少しある。)

 

 以前は5mgを不安や発作が起こりやすいタイミングで服用していたのですが、仕事に支障が出るようになった(大事なことを聞きそびれる)(思考力が低下する)ため、量を調整中です。

 

 これを飲んだ日と飲まない日を比較検証したところ、ただ食事しているだけなのにふと嫌なことを思い出し(それもそんなに大きな出来事ではない)て泣いてしまうことがあったので、これがないと精神的に持たないと思っています。

 

 授業中は当然、子供たちが危険なことを起こさない、起こさせないことが大事なので、思考力の低下はマズいかなと思っていたのですが、児童の前では計算ミスをする程度で、気を張った状態を維持することができていたので、薬物治療で授業や児童に対して大きな問題が起きたことはないのが救いです。

 

 ただ、職員だけでの会議や話し合い、個人的な書類の作成や教材の準備などのタイミングになると気が緩んで、副作用がぐっと出てしまったり、就寝時に服用していた薬が切れてしまう反動か、手が震えたり、落ち着きがなくなったりといった発作が起きてしまうので、残業は極力せずに早めに帰れるときには早退しています。

 

 今のところ「広場恐怖症」はほぼ寛解していて、以前は他人の車に乗る時も恐怖でしたし、夫がいても高速道路を走る時は恐怖でした。そして通勤電車では長い距離でもないのに、乗って1駅でトイレに降りることもザラにありました。それがなくなったので、「薬の力ってスゲー!」と思っています。

 

 また、②行動療法では、

 

 (1)睡眠をしっかりとる。昼寝もする。

 (2)日記をつけて出来事と自分の気持ちを整理する(自分の言動を振り返ったり、腹が立つ出来事の愚痴をぶつける)

 (3)趣味など、興味のあることに打ち込む。

 (4)簡単なリラクゼーション技法を取り入れる。

 (5)習慣的に運動する。

 

 とのことです。

 

 (1)睡眠をしっかりとる。昼寝もする。

 これは転院する前のお医者様が仰っていたのですが、

 「メイさんは今まで頑張りすぎちゃって、脳がキャパオーバーなっていて、エネルギーが足りていない状態。だから、とにかく寝ること。」と言われました。

 幼少の頃は本当にいつもぐうすか寝ていて夜泣きも殆どなかったそうですが、小学校に上がってからは読書やゲームで夜更かしが当たり前になり、11時や12時に寝ることが当たり前になっていました。寝起きは悪いわけではないですが、低血圧(職場の人たちと『誰が一番低血圧か!?対決』をしてみたところ、輝かしい第一位を得ました。その時の最高値は88/49でした。)で、自分は夜仕事の方が似合っているんじゃないかなと、大学時代に夕方から深夜までの時間帯でレストランで働いていた時に思いました。朝の8時前には児童が登校してくる小学校の教員とはやはり向いていないですね。

 心療内科に初めてかかるまでの間、寝つきが本当に悪く、市販の睡眠薬を飲んでいました。しかし市販のものは値段が高く、心療内科に係るぞとなった時には「これで睡眠薬が安く手に入る! ラッキー!」程度に思っていたら、あれよあれよと6種類も精神疾患の対症療法のための治療薬を飲むことになってしまいました。

 ちなみに他にも持病があり、現時点で飲んでいるのは上記と合わせて7種類です、また、健康診断で貧血で「要再検査」と出ており、一度はレディースクリニックで鉄剤を処方してもらいましたが、面倒で今は放置状態です。(立ち上がろうとしたら這いつくばること多々なので、そろそろ改めて鉄剤を処方してもらおうかと検討中です。)

 

 (2)日記をつけて出来事と自分の気持ちを整理する(自分の言動を振り返ったり、腹が立つ出来事の愚痴をぶつける)

 字が汚いし疲れるから物を書くということが苦手なので(打つことは好き)、長続きするか不明ですが、今のところ1か月続いています。私は夫に対して不満を覚えたときは、大人げなく無視したり、物に当たったり(モラハラ?)するので、仲直りしたいときには日記に書いたことや紙に自分の意見をまとめて読んでもらい、お互いのよくなかったところを認め合うという方法で、夫婦喧嘩解決の一手にもしています。ちなみに以前アップしたこの日記

 は、一日に一行ハッピーな出来事を書くという欄があり、毎日ネガティヴなことだけも落ち込むだけかなと思って、一行は良かったことを書くことにしています。ちなみに挟んでいるしおりは児童からのプレゼントで、私の好きな鬼滅の刃の時透くんを折り紙で作ったなかなかな技巧のものでした。(お見せできませんが)こういう感じで、児童や夫、同僚にされて嬉しかったことや、欲しかったものが手に入った時に書いています。


 (3)趣味など、興味のあることに打ち込む。

 私の趣味はザ・インドアで、読書(小説と漫画)、ゲーム、アニメ、映画、インテリア、ユーチューブで動画を観ることです。昔は恥ずかしながら小説を書くことも好きだったのですが、結婚を機に辞めました(知り合いには知られたくないので。夫には自殺騒動があった際にペロッと暴露してしまったのですが。)読書や映画、アニメも読んだり、観たりしたら終わりで、しばらく経てばふとまた観たくなることもありますが一過性のものです。ゲームも同じで、クリア(厳密にいうと、私は終わってしまう寂寥感が嫌なのか最後のダンジョンで終わることが多いです。)してしまえば終わり(といえど最近はソシャゲのオクトパストラベラーにはまっています。が、これも毎日やることが決まっていてやれば終わりなので打ち込むというより日課ですね。)インテリアは毎日のように熱中してやるものでもないですよね。ユーチューブは色々な動画が出ており、ある程度決まったチャンネルを観てはいますが、没頭するというよりBGMや余暇になんとなく観るって扱いです。

 そこで、ブログの最初でも語りましたが、ブログを始めるに至りました。パソコンで文字をカタカタ打つのが好きですし、自分のことをある程度曝け出していくのも振り返りになるし、それに誰かが反応してくれたら嬉しいし、更に言えば誰かのお役に立てればという思いで、昨日サーフェスGO2を購入して始めた次第です。まだ使い方に慣れていないので、これから少しずつバージョンアップして、読みやすいものになればよいなと思います。

 ただ、昨日今日と没頭しすぎて肩こりがものすごいことになっているので、休暇が終われば毎日のように更新することはなくなると思いますが、書きたいときに書く、って感じで続けていきたいです。

 

 (4)簡単なリラクゼーション技法を取り入れる。

 (5)習慣的に運動する。

 これを2つまとめたのには理由があり、「簡単なリラクゼーション技法」って、深呼吸するだけも含まれるそうです。習慣的な運動、しなきゃな~もう1年生の児童すらも走って追いかけらんないもんな~マット運動の実技でお手本も見せるのもケガしそうで躊躇するくらいだもんな~という状態だったので、ユーチューブで「柔軟体操」と「ズボラストレッチ 脚やせ」と検索すると一番目に出てくるこの2つの動画を参考にしながら習慣的な運動を目指しています。本当は有酸素運動も取り入れた方が良さそうですが、外を走るなんて面倒くさすぎて・・・通勤で歩いてるんだからいいじゃん・・・ということで、この2つにしました。「柔軟体操」では、最初と最後に深呼吸する場面があるので、(4)簡単なリラクゼーション技法を取り入れる。も達成できていると思ったので、まとめました。最初は続くかわからなかったので、とりあえず数日やってみたら案外続けられたので、今はハンズで見つけた可愛くて機能的なヨガマットを使いながら行っています。

 どうでしょうかこれ。普通ヨガマットって丸めるものしかないと思っていたのですが、これは四角に折りたためてコンパクトになるんです。しかも、色味も私好みのくすんだピンクで、ひとめぼれして購入しました。これを使って、ついでにダイエット効果なんかも期待しながら運動を習慣化していきたいと思います。

 

 以上が私の行っている薬物治療と行動療法でした。

 それでは、これから夫と桃鉄でバトルするので、おさらばです。