リュッシャー・カラーテスト世界ミーティングinパドヴァ（追記：勉強会日程）

　毎年5月に行われているマックス・リュッシャーファンデーション（財団）主催による“リュッシャー・ワールド・アニュアル・ミーティング”に今年も財団からのご招待により参加してまいりました。今年の開催地はイタリア・パドヴァ。ベニスにほど近いパドヴァでの開催は初となり、この地に拠点をかまえる心理学研究機関CISSPATとの共催となりました。

世界ミーティングの目的は、世界中でリュッシャー・カラーテストを実践している研究者やドクター、サイコセラピストなどが特定のテーマを決めてカラーテストから得られるデーターを分析し、論文化した内容をプレゼンすることにあります。今回のプレゼンのテーマには「リュッシャー・カラーテストの中国人への有効性」「ギャンブル依存症のデータ」「ガン患者から得られるカラーテストの傾向」など興味深いものばかり。これらのデータを集計、分析し、マックス・リュッシャーファンデーションがカラーテストのバージョン・アップ情報などを更新していきます。

第一の目的地パドヴァ

今回の第一の目的はリュッシャー・カラーテスト世界ミーティングに出席すること。そのついでにパドヴァの街も少し散策してみました。さすがにイタリア。週末のダウンタウンはほぼお祭り。たまたま開催されていたフードフェスティバル2019もあって大変な人出でした。

第二の目的地スイス・ルツェルン

そして今回の第二の目的は、リュッシャー博士ご本人との直接契約から、リュッシャー博士亡きあと新体制となったマックス・リュッシャーファンデーションとリュッシャー・インスティチュート・ジャパンとの間で新たなディストリビュート契約を締結することです。ルツェルンでマックスリュッシャー博士が以前住んでいた家が現在はマックス・リュッシャーファンデーションの本部、そしてマックス・リュッシャーアーカイブとなっています。現在のファンデーションの代表は2019年1月に来日したウルリケ・ヘンネ。主任講師は同じく来日したアンドレアス氏です。まずは弁護士立ち会いのもと、新契約の内容について改めて精査。その後、めでたく両者ともにサイン。新たな恒久契約がスタートしました。新契約の成立とともに、日本国内でのリュッシャー・カラーテストの施行規準も変更となります。日本国内での規準はまた改めてお知らせ致します。主要な点は、

① リュッシャー・カラーテストの誤用を全て修正すること。

② そのためにバージョン・アップ版マニュアル（テキスト）に移行すること。（※勉強会などで配布予定）

③ 世界統一のコースシステムへ改変すること。

などです。