「さあ、勉強をしよう!」
と、"勢い"で始めてしまったはいいのですが、

なかなか集中度が上がらずに、ぼんやりとテキストを眺めながら、ただ何となくやっている状態になることはありませんか?

おもむろにスマートフォンを取り出して眺めたり、何となくテレビを付けたりしてますます集中度を落とし、「心ここに在らず」の状態になることはありませんか? そしてそのまま、テキストと向き合っているけど頭が働いていない、という状態に陥ることはありませんか?

そんな時はぼんやりしたり、イライラしているので、自分自身が今取り組んでいることの内容や難易度については深く考えていないことが多いです。

そんな時は、あらかじめ内容や難易度を意識的に選ぶとよいです。

「できることから」始めて、「気分と集中力」を上げてしまいましょう。

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「できること」というのは、自分が以前に一度理解したことや、一度でもざっと全体を把握した問題や文章のことです。初回時よりも負荷の少なくなっていることがらのことです。別の言葉で言うと、"手入れ済み"の問題や文章となるでしょう。

「できること」から始めると、その問題や文章は簡単に解けたり、理解できたりします。

解けることだけが素晴らしいのではありません。

人間は「できること」で「達成感」を得ることができます。あなたが「できた」という事実によって、あなたの「気分が高揚」し、「集中度が上がり」ます。

例えば、長いこと怠っていた部屋の掃除です。これはほとんど誰にとっても「できること」であり、一度取りかかって一気にやってしまえば、気分が高揚します。そのとき、覚醒度合いも上がっていて、"イケイケ"の状態です。


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勉強についても同じで、試験の時は難問から解こうとせずに、漢字を選ぶだけの問題や、計算すれば解けてしまう問題から解くと、それまであった不安が消えて、「安定した気分」で「難しめの問題に取りかかれ」ます。

このような時の「気分の変化」を思い浮かべていただくと、「できること」から始める利点を想像していただけるかもしれません。

それまではめんどうだったり不安だった、散漫で集中度の低い状態から、気分が安定して、やる気が湧き、一つの対象に集中をできる状態になってる、この「気分の変化」は読者のみなさんにも経験されていらっしゃると思います。

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この「気分の変化」と「集中度の向上」を効果的に利用することで、
できないことから何となく始めるのではなく、「できること」から入り、「気分と集中度を向上」させ、その後、より難しいことに取りかかるのが最も効率的な方法なのです。

前の記事で紹介した通り、復習は4回に分けてやることで、各回の負荷を下げるシステムとしてしまうことが重要であることを紹介しましたが、これは「できること」のストックを持てる、という点にも利点があります。


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「できること」から毎回の学習を始め、「気分と集中力を向上」させてから、難しいことや新しい内容にチャレンジしていく、その気分・集中度を上げる"素"をストックしているのです

毎回必ず、(一問でも一セクションでもよいので)「復習」することから始めることで、「できた」ことによる「達成感」から、「気分と集中力を上げて」、それを効果的に利用することで次の学習への取りかかりを良くするということです。

"集中燃料"の"補給"をしてから、難しいこと・新しいことにチャレンジする

このことを習慣にするとより効率的な学習効果が望めます。




「スマホの使用前に」集中して活動をして、その後で Twitter などを閲覧するタイマーアプリ:
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復習通知は「すっぽかし」にも対応しているので、気軽に復習が続けられます。
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