気づけば参議院銀選挙は明日です。
あと2回で結論まで書いてしまいましょう。
国会議員の声の大きい人たちが信奉してきた
「日本の皇室は古来から男系の男子で継いできた」と
いう論理は完全に破綻しています。
女性天皇は8名(10代)いますし、
初代:神武天皇から10代:崇神天皇の間は
「欠史八代」といい、実在したかどうか不明
(性別も分からない)です。
ちなみに江戸時代に即位された2名の女性天皇以外は
大宝律令が策定された701年頃までに即位されています。
(最後は称徳天皇 764年~770年)
やはりこの頃から大陸の男子優先の考え方が少しずつ
浸透してきた、と考えるのがふつうだと思います。
だから日本はもともと男女の区別をつけない「双系社会」であり、
現代でいう「男女平等」の理念を先取りしていた国だったのです。
ということで、皇統が潰える「男系男子の継承」は
今すぐ変更しなければいけません。
もちろん今上陛下のほか、皇室の人たちもその危機は
十分感じておられるでしょうし、
愛子様、佳子様の結婚には非常に慎重になられる
のではないかと思います。
結婚は本人の意思が尊重されるべきですが、
そうはできない女性皇族の気持ちを汲める
国会議員をたくさん当選させなければいけません。