思えば、このブログはケアマネのブログでした。

「ケアマネ職人」名乗ってた時もあったしね。

今、思うとハズイわ~~(苦笑)

 

たまにはケアマネの記事を

書いてみようか、と思ったりして。

 

 

 

デイの管理者になっても、ケアマネ研修の

講師を務めさせていただいております。

このあいだ、主任ケアマネ更新研修の

講師をしてきました。

 

主任ケアマネ更新研修の受講生は

自分が部下に対して指導した内容を

事例にして提出する宿題があります。

私が担当したのは、

「リハビリテーションと福祉用具」

という科目でした。

リハビリや福祉用具をテーマに、

部下からどんな相談を受け、

どう助言や指導したか、を

事例にまとめて提出するのです。

 

事例を読んであることに気づきました。

部下たちがどんなところに悩んで

上司である受講生(主任ケアマネ)に

相談するのか。

 

部下たちはリハビリや福祉用具を

ケアプランに計画するのを

さほど苦にはしていないが、

あることにつまづいているということです。

 

 

 

リハビリや福祉用具を計画するときは

その人の「自立支援」を意図しています。

自立支援を考えるとき、そろって

通所サービスを計画に入れたり、

動作を補助する用具の選択を

適切に行えていることが多いです。

そのあたりは経験が未熟な部下でも

上司の指導無しでもできています。

 

ただ、ケアマネジメントを進める過程で

あるステージで壁にぶつかって

ケアマネジメントを難しくしている。

その壁を乗り越える方法を

部下は上司に相談しているのだ、

ということが分かりました。

 

その壁とは、「本人の意欲」や

「家族の意向」に阻まれている

ということです。

 

いくら良い計画を立てたとしても

「本人の意欲」が得られなかったり、

「家族の意向」と乖離していたら

その時点でケアマネジメントは

つまづいてしまいます。

 

 

 

そこで主任ケアマネの出番と

なるわけですが、

なぜそうなっているか、

主任ケアマネの役割は何か、

といったことを考えたいと思います。