今週末は人事考課表の

提出日です。

 

ふだんの業務は省略できません。

その合間をぬって面接をしたり、

評価表をまとめたりで

大忙しの週になりそうです。

 

こちらの法人にお世話になって

(すごいな)と思ったことの一つが

この人事考課です。

しっかりしています。

 

以前勤めていた法人は、どこも

ここまでしっかりした人事考課は

していませんでした。

 

みなさんのところはどんな人事考課

が行われていますか?

 

今回の評価がボーナスや昇給の

根拠の一つになるのですが、

ここまでやると、その公平性が

担保されるなあ、と思います。

 

私は昨年度末に初めて

評価する側になりました。

評価する側は今回が2回めです。

さらに課長からという立場ですので

主任以上の評価をするのです、今回から。

昨年は評価される側だったので

評価する側になるのはプレッシャーです。

 

ある職員は「目標が見つからないので

面接してから目標を決めます」と言いました。

長年その役職に就いていると

どうしてもマンネリになってしまうこと、

よく分かります。

「自分は何を頑張ればいいのか」、

それを

「どうやって頑張ればよいのか」

ということを。

 

ケアマネが作成する「居宅サービス計画書」

の第2表の「目標」の設定は、

自分が意識することでなければ意味がない。

目標は人に決めてもらうものではない、

ということを記事にした覚えがあります。

 

そういうものであるために

計画書は本人や家族と一緒に作るもの

という建前になっていますが、

実際のところはどうでしょうか?

 

こういう問題提起をすると、

現役ケアマネに嫌われてしまうので

これ以上深堀りしないでおきますが(笑)、

「目標」とはそういうものだと思います。

 

では、「自分で自分の目標を見つけられない

部下をどうするか?」ということですが、

この課題を解決することが私自身の

「今後の目標」ということになります(苦笑)

 

 

 

 

 

…こんな形で逃げるのはよくないので

ひとつヒントがあるとすれば、ケアマネジメントの

プロセスにあるように「アセスメント」が出発点だと

思います。その部下が、

何に困っているのか、

何に関心があるのか、

何が足りてないのか、

そういうことを面接しながら

一緒に考える機会にするのが

今回の人事考課の意義かな

と思いながら、取り組みたい

と思います。

 

ケアマネジメントも人事考課も

まずは「現状」を知ることから始まり

何が「課題(ニーズ)」なのか、

ということですね。