「ぼくのアンガーマネジメントは

たった2つです。」と書きました。

そのひとつ目は「怒りを見せると

後々、面倒くさいことが必ず起きる」ので、

怒りの感情を持たないということでした。

 

そしてふたつ目は、

「怒りを向ける相手って、自分にとってどんな人か?」

というところから考えました。

「自分に反撃して来ない人ではないか」

と思いました。後々面倒くさくない。

だから怒るんだと思いました。

 

つまり、怒りをぶつけるのって

ズルい。相手に甘えている。

そう思うようにしてから、むやみに

イヤそうな顔をしたり怒りをぶつけたりするのが

恥ずかしいことだと思うようになったのです。

 

私は自分の子供たちに対しての、

教育だと思って、何度も怒ってしつけした

経験があります。そういうことが必要な

ケースも当然あると思いますが、中には

(その時、自分は不機嫌だった)ため、

必要以上に怒ったことも何度もありました。

相手が自分の子供ですから、怒りの感情を

見せたとしても、後々どうにでもなります。

子供にやり返されたり、戒められたりする

ことはまずないでしょう。だからズルいんです。

子供が成人にでもなれば別ですけどね。

 

身内と言えば、妻にも怒りの感情が

湧いたりすることがあります。

うちの妻はできた妻で、私が怒りの感情を

ぶつけても、翌日弁当作ってくれないとか、

そういう仕返しをしない妻なんです(笑)

 

でも、それって相手に対して、

かなり甘えてるということなんですね。

感情を表に出しやすい人って、

その相手に対して、かなり「甘え」が

あるように思うようになりました。

そういう顔をしても許してもらえる、

といった甘えがあるんです。

 

だから逆に、自分に感情的に怒ってくる人って

僕に甘えているんだな、と考えて、なんだか

可哀そうな人だな、と思うようにしました。

そう思えると、その時点で自分が優位に立てます。

相手の怒りを受けて立って自分も怒るのは

相手と同じレベルですが、可哀そうと

思うことで、自分優位になれるのです。

 

こういうマインドセットすることで、

私は怒りの感情を表に出しにくくさせることに

成功したと思います。

 

ただ、どうしても怒りの感情が

押えられない場合があります。

それはどういうときか。

次回、その3で。