実は2か月前から悶々としていました。
職員の健康診断で、「要精検」項目が
あったからです。
生まれて初めて「便潜血検査」に
引っかかってしまいました。
便の中に血液が混じっていたのです。
便の中に血液が混じっていた
ということは、消化管のどこか
から出血しているか、あるいは
いわゆる「ぢ」か。
消化管からの出血だとしたら
真っ先に「がん」が予想されます。
私は「ぢ」体質ではないので
ちょっと怖くなりました。
精密検査をどこでしてもらうか、
ということで迷いました。
万全を期して大学附属病院にするか。
開業医で検査して、もし見逃されたら
悔やんでも悔やみきれないな、
と思ったのです。ただ、
大きな病院にありがちな待ち時間も
また、耐え難いものでしたので、
結局、妻の勧めで評判の開業医さん
のところに決めました。
平日の午後に行ったので
待ち時間はほぼ0分。
ドクターと話をして、
1週間後に大腸カメラを
することになりました。
大腸カメラというのも初体験。
その日が来るまで不安半分、
しかし、半分は楽しみ?というか、
興味津々でした。
なんでも初体験というものは
しておかないと気が済まないタチです。
当日は大腸の中に溜まっている
便がなくなるまで下剤を服用します。
約2リットルほどの下剤と
約1リットルの水分を飲み、合計
13回ほどトイレに駆け込みました(苦笑)
病院に着いてからは
すぐに検査用の服を与えられ、
着替えてすぐに呼ばれて
診察台に横向きに寝て
麻酔的なものをされることもなく、
カメラを肛門からスルスルと
入れられました。
時々、腹部が圧迫されたり、
軽い痛みを感じるほどの
不快感もありましたが、
訴えれば少しずつ慎重に
進んでくれて、最終的に小腸の
出口までカメラは進みました。
そこから少しずつカメラは引き抜かれ、
大事なポイントを撮影しながら、
トータル20分程度で検査は終わりました。
その結果、
「大丈夫です、入り口に
ポリープがありましたが
米粒程度で良性のものです。」
自分もモニターで大腸の様子を
見せられていたので、たぶん
大丈夫でしょう。
しかし、自分の大腸、
牛のホルモンのパイプ、
そのものでしたね~(笑)
ちなみにポリープってのは
自然となくなるものでもなく、
ずっとそこにあるものだそうです。まあ、
大きくなることもないということなので
そのままにしておきましょう。
しかし、自分ももう若くはないので
時々は大腸カメラとか受けとくのも
悪いことではないなあ、と思いました。