ケアマネジャーから介護職員に

転身して、(はるか)昔の自分の介護と

今の自分の介護とで、大きく違うな、

と感じたところが、「利用者のじっくり話を聴ける」

というところでしょうか。

 

それは自分が歳をとったせいなのか、

相談援助という仕事を通じて、

とにかく利用者の話を聴く、

介護者の話を聴く、ということを

長年経験したからからなのか、

その辺の分析はできてはいませんが。

 

同じ話を繰り返して言うおばあさんの

話をずうっと聴いている姿を見ていた

職員さんに「すごいですね」と言われました。

たしかに、同じことを何度リフレインされても、

苦も無く向き合っていられます。

 

正直なところは、言っていることの

3分の2は聞き流しているんですけど(笑)

はたから見たら、ずっと聴いているように

見えるようです。

たぶん、適当なところで打つ相槌などが

良いのだろうと自負しております。

 

でもまあ、話している本人が

「聴いてもらっている」と思えていたら

いいじゃないですか。

 

そういえば、昔、介護現場で

(もっとじっくり利用者と関わりたい)

と思ったことがあります。

 

この点、ケアマネジャーは

介護現場と比べるとゆとりがすごく違うので、

その願いが叶うと思いますが、

介護現場でこれをすると、

他にしわ寄せがきてしまうことも多く、

なかなかうまくいきません。

そのへんをすり合わせていくことも

大事だなと思う今日この頃です。