年度も変わり、あわただしい
ここ数週間でした。
新しい元号も発表されて、
新たな時代の幕開けの予感
もします。
公私ともども忙しい私ですが、
職場にも新しい風が入ってきました。
3年ぶりに私の職場に
新人さんが入ってきました。
もともと同じ法人の別部署にいた
彼なんですが、
昨年、ケアマネ試験に合格して
研修を終える7月には
正式にケアマネとなります。
その間は勉強ということで
職場のケアマネさんについて
現場を学んでいます。
もちろんケアマネの仕事に
触れることはまったく初めてなので
私たちの仕事の一つ一つが
新鮮に感じられるようで
思わぬ質問が飛んできます。
今日はこんな質問をされました。
「認定の更新手続きは、
ケアマネがするんですか?」
介護保険には有効期間というものがあって
更新時期が近づくと、市町村で
手続きしなければいけません。
これを誰がするのか、というのです。
ケアマネの皆さんはどうしてるでしょうか。
私は、こう答えました。
「どうするか、聞きますね」
親切なケアマネさんだったら
時期が来たら、
「こっちでやっておきますから」
という人もいるのかもしれません。
でも、私はご本人やご家族でも
できそうであれば
そうしてもらったほうが
良いと思っています。
あまりケアマネに「おんぶにだっこ」
ということにしないで
できることはしてもらう、いわば
「(残存)能力の活用」ですね^^
介護保険の、というか、
社会福祉の目標というと、
「サービスを受けなくても
自立した生活ができる」
というところですよね。
生活保護を受けている人も
年齢的に働く事ができれば
就労→経済的自立→生活保護終了
というところを目指します。
介護保険だって、
現実にはなかなか難しくたって
介護サービスがいらなくなる、
「自立」が目標になります。
ケアマネジャーだって
関わらなくても良い、
というところにもっていく、
そういうことを私は目指します。
「ケアマネジャーさんが
あとはなんとかしてくれる」
と考えて、そういう姿勢で
臨んでくる人は多くいます。
たしかに対価を支払うんだから
(実際には自己負担はないのですが)
いろいろやってくれるケアマネジャーのほうが
重宝すると考てしまうのも
無理のないことだとは思うけど。
でも、例えば、親の最期を
全部サービスで看てもらうのと
少しでもできるかぎり自分が
関わったというのと
どっちがゆくゆく後悔がないか、
あるいは満足できるか。
介護保険の手続きだけで
そこまでのことは思わないだろうけど、
そんなことでも、大切にしたい
というのが私の思いな訳です。
もちろんいろんな事情が
それぞれありますから
できない場合もあるでしょうから
「どうしますか、と聞きますね」