先週、他事業所との

意見交換会がありました。

その中の1人がなかなかの

苦労をしておられました。

 

とある栄養状態がよくない方が

CVポートをされましたが、

ショートステイを受けてくれていた

施設が断ってきたらしいのです。

 

CVポートとは、口から食べ物を

食べられなくなった人が、

高カロリーの点滴をするために

太い血管の静脈にカテーテルを

刺しておく装置です。

 

高カロリーを抹消の細い血管に入れると

その血管あたりで炎症を起こしたりするので

太い血管のある胸のあたりに

装置を埋め込むようになっています。

 

いわば胃に穴をあけて

そこから栄養を入れる

「胃ろう」と同じ役目をします。

 

そのケアマネさんは

かなり広い範囲でCVポートの

管理をしてくれる施設を

探されたようですが、

受けて下さるところは

ほんとうに「0」だったそうで

今も探しておられるということでした。

 

自分でもネットでCVポートのリスクを

調べてみましたが、

「間違って太い血管に刺してしまう」

というリスクがあるようでした。

しかし、それぐらいしか

リスクは見当たりませんでした。

 

実は私の父も最期は

CVポートをつけて

退院してきましたので

その危険性を実感としては

持っていませんでした。

 

注射針はポートに刺すので

そんなに難しいことのかなあ、と

思いましたし、ほかの地域でも

やっぱりCVポートをしている方の

受け入れには消極的なんでしょうか。

 

もし、そうであれば、

入所施設を利用したいと

考えている人には

絶対にCVポートを

勧めてはいけないと

思いました。