2週間ぶりのブログです。

介護の仕事に「熱い心」は必要か?

 

いつもより「いいね!」が少なく

多くの人が「必要だよ!」と

思っているんだ、と思いました。

 

それはもちろん必要だと思うんですが

でも、直接そこをくすぐる研修なんて

「いい話だった」で終わってしまう。

そういう経験を何度もしてきた

ように思います。

 

じゃあ、どんな研修をするのがいいか

ということなんですが、

前回の「その1」でも少し触れていますが、

介護技術を学ぶ研修が良いと思います。

 

「形から入る」ってあるじゃないですか。

イメージとしては、茶道、華道、書道みたいな

「○○道」みたいなのは、その道の所作を

学ぶものだと思うのですが、

それを学ぶことで、同時にその道の精神を

学ぶことにつながっていくという。

 

実際に学んだことがまったくないので

あまり自信がないんですけど。

 

介護でも移乗介助の技術を学ぶことは

単に動作を身につけるだけでなく、

お年寄りが怖がらず、安全に、

移るための技術なわけで、

それだけで介護されるお年寄りの

気持ちを考えながら行っています。

 

それは排泄介助でもプライバシーに

配慮する心配りだったり、

食事介助でも楽しく食べられる

雰囲気づくりだったりを

考えながら行われていますよね。

 

技術的なことを学ばせると同時に

その精神を伝承していくことが

介護に対する考えや姿勢を

学ぶきっかけになるんじゃないかと。

 

最悪そういう精神を伝承できなくても

技術さえしっかりしてくれれば

少なくともお年寄りには害は及ばない

わけでして。

精神が伝わるかどうか、というのは

受け止める側の感性も影響する

わけですからね。

そういう感性ってのは研修では磨けない

のではないか、というのが

今回の私の考えです。

 

 

…やっぱり「いいね!」って思えない?(笑)

前回も書きましたが、千差万別、

いろいろな動機を持って、その仕事を

選んでくるわけですから。