日大アメフト部員の悪質タックル事件で、

関学のQBにタックルした宮川選手が練習に

復帰するというニュースがありました。

以前このブログで「このまま辞めないで

競技を続けてほしい」と書きましたが、

宮川選手の、この決断を応援します。

 

自分のブログには書きませんでしたが、

この問題を取り上げている他の方の

ブログのコメント欄に

「ここで辞めることは自分の弱さを

乗り越えていないことになる」と、

やや辛辣なことを書いていました。

 

どうして、そう思ったかというと、

 

監督やコーチの指示があったとしても、

そこで自分の個を貫いて拒否することが

できなかったのだろうか。

それをしなかった(できなかった)弱さが

彼の中にはあるのではないか。

競技を辞めることは相手への

謝罪の形のひとつということだろうが、

被害者がそれを望んでいるとは思えない。

むしろ、周囲の目にさらされようが、

競技を続けることが相手への償いとなり、

自分の弱さを乗り越えることになるのではないか。

また、ここで辞めてしまったら、宮川選手は

人生の壁にぶつかったときに、

再び乗り越えることを諦めてしまうのではないか。

 

事件の詳細が明らかになってくるにつれて

「自分の個を貫いて」なんて

できる環境ではなかった、と

自分のコメントを反省します。

 

これから宮川選手はプレーするにあたって、

多くの人たちが視線を受けることに

なるだろうと思います。そのときに、

例えばタックルすべきところで

躊躇してしまったりすることも

人間だから、なくはないと思うんです。

でも、だからこそ、踏ん張ってほしいし、

応援します。

私のような凡人からすると

想像もできないプレッシャーだけど

(だからこそ、軽々しく「壁を乗り越えろ」

なんて言えない)、

これは彼が与えられた天命だと

思って頑張ってほしいと思います。

 

1日も早く、試合で彼がプレーする

姿を見たいものです。