この週末、全米オープンテニスを
食い入るように観ていました。
男子は錦織圭が準決勝敗退、
女子は大坂なおみが日本人
史上初のグランドスラム優勝を
果たしました。
ここ数年は錦織の活躍で、
男子テニスが注目されてましたが、
大坂の優勝で、今後しばらくは
女子テニスのほうが
注目されていくかもしれません。
錦織圭が全米オープンで準優勝したのは
2014年、4年前だったそうです。
そのときに私は、(これで優勝できないと
錦織はしばらく優勝できないだろうな…)
と思っていました。
どうしてそう思ったかというと、
(一流のトップ選手を掴まえて
言うことではないと思いますが)
「メンタルが弱そう」と感じたからです。
彼は私の生まれ育った県のとなり、
島根県の出身です。
どちらかというと控えめな県民性。
熱血!松○修○みたいな人は
少ないのかな?また、子供のころ、
○岡○造のスクールに参加していた
映像をTVで観たこともありましたが
指導に圧倒されて涙をポロポロ
流す姿に育ちの良さ、根っから
優しさあふれる子供さんだな、
と思ったものです。
しかし、スポーツ選手としては
それが弱点になりはしないだろうか、
と思ったものでした。
2014年の錦織は今より勢いがありましたが、
その勢いを利用して優勝出来なかったら
「グランドスラム優勝の呪縛」に
憑りつかれるような気がしていました。
だから、ここで一度勝っておけば、
その後も精神的に余裕をもって
闘えるのではないか、と思ったのです。
その後の結果を見ると、残念ですが
その予感は的中しています。
怪我などにも悩まされていますが、
今はグランドスラム優勝どころか、
「ジョコビッチの呪縛」に憑りつかれて
しまっているようです。
ジョコビッチに勝ったのが2014年
全米オープンの準決勝。
あれから昨日まで、14連敗
ですもんね。
いっぽう、大坂なおみのほうは
勢いそのままに、一気にブレイクスルー
してしまいました。
あの荒れた試合経過の中、
いつも彼女は冷静でした。
冷静だし、集中力がすごい。
この大会で勝てなくても
大坂ならいつか勝てるだろう、
という感じを抱かせてくれます。
S.ウィリアムスと一緒に
試合前に並んだ時の笑顔は
まったく緊張するどころか、
心から嬉しそうな表情でした。
こういう人が行けちゃうんだな~。
メンタルを鍛えるというのは
とても難しいと感じます。
私も日々、
・人見知り、
・ネガティブな思考、
・なまけ癖など、
精神面で治したいところは
山ほどあります。
でも、基本的に幼少期の頃から
まったく変わっていない、
このメンタルってものは
本当に治せるのだろうか。
それって、自分じゃない自分になる
ってことではないだろうか。
…と、こんな感じでネガティブ思考
になっていきます(笑)