「月1回おやりなさい」と言われている

モニタリング。しかし、

「何をどうモニタリングするの?」

と困っている方がいるのを聞きます。

 

ここではモニタリングの意義を

書いておきましょう。

 

モニタリングのよくある間違いは、

「利用者さんの現状や聞いたことを

そのまま記録する」というものです。

 

え!それって間違いなの?

と疑問に思った人もおられますか?

 

そう思った人は、

「なぜ、ケアマネジメントするのか?」

ということをもう一度考えてみましょう。

 

要介護(要支援)者は、要介護(要支援)状態

になったため、生活の質(QOL)が低下している

と規定されていることになっています。

だから、ケアマネジメント(及びケアマネジャー)は、

つねに「低下した利用者のQOLの向上」を

念頭に置いておかなければいけません。

 

このシリーズでもそのことはずっと言っていました。

「アセスメント」はQOLを低下させている要因を掴む、

「ケアプラン」はQOLを向上させるための計画、

「サービス担当者会議」はその目的にむかって

関わる人たちがどうふるまうか、ということを

共有する場です。

 

では、「モニタリング」というのは、

QOLの向上が図られているか、否か

という視点で利用者さんの生活を

点検することなんです。

 

ね、

「現状や聞いたことをそのまま書きゃいい」

とはちがうでしょ。

 

そうすると、

「QOLが向上するとは何ぞや?」

ということになるんですが

これも前からさんざん書いてきたので

過去ブログを読んで下さい。

 

さて、もう少しモニタリングの視点

について書いてみますと、

①QOL向上のためのサービスが計画どおり

 提供されているか

②ケアプランに書かれた目標が達成しているか

の2点に気をつければ良いと思います。

 

①については、

利用者さんの体調や精神状態により、

当初予定していたサービスが提供できていない

ってことがあります。

そうなると、理論上はQOLの向上は図れない

ということになります。

 

②については、

サービスが計画どおりに提供されていれば、

おのずと目標も達成されているはずです。

 

①ができてなくて、②ができている

となると、何か見えない力が利用者さんの

中に起こっていると考えられます。

結構そういうことってあるかもしれません(^^)

 

①ができていて、②ができていない

となれば、(おや?)と思う必要があります。

サービス内容が悪いか、目標設定が間違っているか、

ということを考えるべきでしょう。

 

この続きは次回。